2012年6月29日金曜日

千葉をぷらぷら

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「Fortnum & Mason」の
 紅茶スコーン
 マンゴースコーン
ホイップクリーム・いちじくジャム・あまおうジャム
ミルクティー
昨日、日本橋三越の新館地下の「Cuoca」の棚を私がうきうきして眺めていた時に、母はと言えば隣接する「Fortnum & Mason」のショーケースをうきうきと眺めていたのだった。
 
ショーケースを離れて私のところにやってきた母、
「明日!明日はスコーン食べない!?」
とのことで、それは良いねとCuocaの冷蔵コーナーでクロテッドクリームを探すも、あいにく売り切れ。
 
地元にきっとあるよ駅ビルのスーパーはいつも扱いがあるもの、と、とりあえずスコーンだけ買って帰宅したら、地元スーパーでもクロテッドクリームは売り切れ。
カルピスバターともども、なんだか乳製品が入手しにくい今日この頃。「バター不足」な感じはもう過ぎ去ったかに見えたけど、案外そうでもないのかな?
 
朝御飯はこんな感じで。 ということで、残念ながら、せっかくのスコーンなのに添えたのはホイップクリーム。
 
脂肪分多めの生クリームを買ってきて、もっさりした感じに固く泡立てて添えることにした。あとは開けたばかりのいちじくジャムとあまおうジャム、マーマレードなども添えて。
 
面白いことに、「季節のスコーン」としてマンゴースコーンがあったので、私はこれを1つ。定番の紅茶スコーンも選んだ。マンゴースコーンにはホイップクリームだけを添えつつ、途中からあまおうジャムも添えてみたり。紅茶スコーンにはどんなジャムもよく似合う。見た目も淡いマンゴー色をしたスコーンだったけれど、マンゴースコーンはしっかり甘くマンゴーの香りも濃厚な、マンゴーの存在感たっぷりのものだった。
 
クリームつけつつ食べるスコーンに濃厚なミルクティーは重いので、「温めたミルクを垂らす」くらいの牛乳少なめミルクティーにして、息子が登校した後の遅めの朝御飯をのんびり楽しんだ。普段の平日はどうしても慌ただしくなりがちなので、母の滞在中はそんなところも「毎日が日曜日」な感じ。
 
で、使った食器はおとっときの「ファイヤーキング」。
 
「あんたん家の、この食器素敵よねぇ……いくらくらいするもんなの?なんで3個セットとかじゃないの?1個とか2個とかバラバラなの?」
と母が食器棚眺めて言うので、
「安くないから、ショップで出物みつけると買うとかネットオークションで安く落札できたら買うとかしてるんだよ……」
と、2個セット揃いで持ってる「ブルーモザイク スナックセット」を食卓に。2個セットだから家族3人では普段使いにできなくて、半ば食器棚のこやしになっている皿。
 
大事に大事に仰々しく使うつもりはないけれど、でもこれで食事すると「わーい」という気分になるね。
千葉そごう内「CHEZ MATSUO」にて
 日替わりランチセット \1680
     冷たいとうもろこしのポタージュ
     骨付き若ドリのうま塩ロースト 山椒風味で
     パン
     ミルクティー・ガレット
 枇杷のミルクレープ \525
 ランチビール \420
確か昨日一昨日あたりの会話では
「金曜日は一日家を出ないでのんびりしましょ!」
なんて言葉を母から聞いた記憶があるのだけれど、今朝になってみると
「今日はお洋服を見に行きましょう!」
だそう。
 
……あ、お出かけするんだ?
「あ、あんたは別に留守番していても良いのよ?」
……いえ、荷物持ちに付き添います。
ということで、お出かけ。
 
折しもバーゲンセール時期に突入したデパート、催し物場では今日が最終日の婦人服バーゲンを開催中で、そこに突入して「これ素敵」「この柄もなかなか」と母と2人きゃっきゃきゃっきゃとお買い物。自分の服を見に来たのだろうに、
「あら、この服あんた良いじゃない。買いなさい。買ったげる」
と、私の服ばかり買おうとする母。
 
メンズレディス両方扱う店ともなると、私は息子が着そうな服を探しはじめ、母は私が着そうな服を探しはじめてしまうのだった。親というのはそういうものなのであるらしい。
 
お昼御飯は洋食、(私たちにしては)若干軽めの内容で。
 
千葉そごうの飲食店はずいぶんあちこち入ったけれど、多分ここは初めての「CHEZ MATSUO」。松濤や青山のお店は高級店あふれるお店のようだけれど、千葉のお店はカジュアルフレンチ。ランチは1500円ほどからいただける。
 
「日替わりランチ」は1680円。
今日の前菜は「冷たいとうもろこしのポタージュ」、メインディッシュは「骨付き若ドリのうま塩ロースト 山椒風味で」。それにパンと食後の飲み物、小菓子もついてくる。
 
その日替わりランチに「本日のデザート」をつけると2100円。今日は「杏仁ブランマンジェ」だそうで、母は「杏仁ですってー。私はこれ食べるわ♪」だそう。私は入り口の冷蔵ケースに並ぶケーキが美味しそうだったので、マンゴーショートケーキか枇杷のミルクレープかでものすごく悩んだあげく、枇杷のミルクレープをいただくことにした。
 
さすが母体がしっかりしたフレンチだけあって、シンプルな外見のコーンスープもちゃんと美味しく、温められたパンも香ばしくで良い感じ。ただ、パンは最初の1個のみがセットなのだそうで、2個目からは有料なのだそうだ。
 
メインディッシュの鶏もも肉は、骨つきでどーんと1本。
「こういうところが千葉っぽい感じだわね?」
「ああ……わかる気がする」
でも嬉しいじゃない?なんて私たちが話す前の皿には、鶏のボリュームに負けないほどの分量の葉野菜のサラダ。セットの内容には「サラダ」の文字はなかったけれど、ボウルに盛られてくるサラダにひけを取らない量の葉野菜が楽しめた。
 
鶏はふっくらと柔らかく、皮はパリッとオーブンで焼かれた風で、鶏肉自体の旨味も濃厚な美味しいもの。骨持っていっちゃっていいよね?と、最後はがぶりと骨を持ってかぶりつかせていただいた。「うま塩」は、店頭でも売られていたつまりは「クレイジーソルト」的なものなのだけれど、ほのかにスパイスが効いていて使い勝手がよさそうな配合のもの。
 
千葉そごう「CHEZ MATSUO」にて、枇杷のミルクレープ。うまっ♪ そして期待通りに美味しかった食後のデザート。
 
トッピングに枇杷、中のクリームにも枇杷、と、ショーケースを覗いた時以上に枇杷枇杷していた枇杷ミルクレープ。
 
クレープの間に挟まったクリームにはブルーチーズも入っているそうで、ほのかな酸味を感じるこってりしたクリームは不思議と枇杷に似合っていた。
 
母の杏仁ブランマンジェには母好物のライチがトッピングされていて、これもまた良かった。
 
で、なんだかんだで大荷物になり、夕方にならないうちに早めの帰宅。
稲毛 「坐・和民」にて
 有機野菜のシーザーサラダ \418
 おろし葱ポンのローストポーク \418
 バターコーン \313
 若鶏の唐揚&チップス \418
 自家製ちーずインめんちカツ \418
 大分名物 和民のとり天串 \418
 自慢の自家製餃子 \313
 串焼き(ねぎま) 2×\208
 串焼き(ねぎ) \156
 串焼き(エリンギ) \156
 ねぎとろ巻 \418
 今夜はがっつく丼 \418
 なめらか杏仁豆腐 \313
 有機フロマージュとたっぷりマンゴーバニラ \313
 生ビール(中) 2×502
 焼酎(やきいも黒瀬 ロック) \628
 泡盛(瑞泉 ロック) \523
 梅酒ロック \366
 コーラ 2×\313
おなかいっぱい……。
「今日は……居酒屋かなぁ……もう一回銚子丸も良いわねぇ……」
やっぱり今日も外食なんだ、と思っているうちに、息子が学校から帰宅。
 
「あなたはどっちがいい?居酒屋?銚子丸?」
「んー、銚子丸はねぇ、嬉しいけど、夜に行くと"本まぐろ上赤身"が売り切れで食べられない事が多いんだよ~。だからこれから行くなら居酒屋がいいな~」
問われてすんなり結論を出した息子だけれど、理由が理由だ。「本まぐろ上赤身」(贅沢なやつめ……)。
 
味の方は他のチェーン居酒屋とどっこいどっこいだけれど、落ち着いて食べられる雰囲気が母好みな「坐・和民」に行ってきた。靴をぬいで入って、個室風のブースが多いのが嬉しいお店。あいにく金曜夜ということで禁煙席は満席だったけれど、喫煙席の隅の席が空いていた。喫煙席とはいえ、囲まれたブースの席だったので煙たいこともなく一安心。
 
「なーんでも注文しなさいねー」
と母はご機嫌で、でも私や息子が頼むものってたいがいどんな飲み屋に行っても代わり映えなく「チーズ」とか「コーン」とか「シーザーサラダ」とか「鶏の唐揚げ」とか。今日もそんな感じになった。
 
息子は一人炭水化物ものに思いを馳せて、
「ねぎとろ巻きの次は茶漬けか……あるいはこの"すた丼"的などんぶりか……」
と悩みまくり、私は「焼酎ロックの次は泡盛ロック~♪」と強い酒に思いを馳せて、母はと言えば「テーブルに色々御飯が並んでいる」という光景に満足して、肝心の箸はあんまり伸びていなかったりして、いつも以上に(いや、いつも通りに)カオスな光景。
 
1品1品に注目すると、それほどすごく美味しいというわけではないのだけれど、お刺身食べたい人も焼き鳥食べたい人も、卵ものもサラダも御飯もデザートも、それぞれいただける居酒屋は便利な存在。
 
最後に母の提案でデザートまでいただいてしまって、今日もやっぱりちょっと食べ過ぎ……。