2019年9月10日火曜日

帰国の昼のロブスター

バリ島 ヌサドゥア 「The Ritz-Carlton Bali」内「Senses」にて
 朝食ブッフェ
 
バリ島 ヌサドゥア 「The Ritz-Carlton Bali」Club Loungeにて
 Breakfast
 ビール(Bintang)
昨夜謎の腹痛に苛まれ、すわハネムーンで襲われた"バリ腹"(バリ島での、凄まじい腹下し)かと思いきや、単にそれは食べ過ぎ飲み過ぎの結果だったのであるらしく。
 
痛いよーと思いながら9時過ぎに寝たら、4時過ぎに爽やかな気分で目が覚めた。
そしてだんなも6時頃には起きてきたので、それじゃあと6時半オープンの朝食レストランに早々に赴くことに。
 
今日のフレッシュジュース"LET US REVITALISE YOU"は、"GREEN SENSATION"ですって。グリーンアップル、ほうれん草、セロリ、生姜だそうで、まんま野菜ジュースだな!と貰ってみたら、これが案外、美味しくて。
 
スープコーナーには、トマト入りの鶏スープ「Soto Lomongan」、昨日同様、日本の味の「Chicken Teriyaki with Sautted Cabbage」も温菜コーナーにはあった。
 
今日はヌードルコーナーも堪能したし、フルーツコーナーで、カット済のところに並んでなかったパイナップルも頼んで切って貰ったしで、昨日以上に充実した朝御飯。
 
「Sauteed Alfa lofa with Egg」というのが面白かった。「……アルファルファ?」と思ったけど、私の知るアルファルファはかいわれ大根みたいな野菜なのに、でも目の前の野菜はきゅうりかなアロエかなといった風のうすら緑の白っぽい野菜。塩味の炒り卵炒めみたいになっていた。
 
ヌードルコーナーでは、麺を米麺や平麺、卵麺など5種類ほどから選ぶことができ、レタスやほうれん草、きくらげも一緒に茹でて貰える。そして好みで何個でも、チキンボールビーフボールフィッシュボール蟹ボールを混ぜて貰えて、今日のスープは二択、鶏スープとトムヤムスープですって。
 
私は少し縮れた卵麺にほうれん草ときくらげ、チキンボール入りの鶏スープ。よそっていただいてから、セルフで香菜、揚げ葱、フライドガーリックなどをトッピング。
 
米飯もあるし、なんなら寿司コーナーまであるし、よくよく見たらその寿司コーナーには「fresh "ONIGIRI" つくります」みたいな札まで立っていて、でもそれを頼むまでもないほどに日本食が恋しくはならないバリご飯。今回の旅行では、これまで知らなかった味も沢山試すことができました。
 
で、今日は悲しい帰国の日。
 
あらかた荷物を片付けたところで水着になって、2時間だけプールサイドに行ってきた。
 
もう、日射しが当たるとぴりぴりするくらいに腕やら肩やらが痛いけど、海っぺりのガゼボを一つ押さえて、泳いだりころころしたり。
 
波が高いバリ島のビーチは、シュノーケリングやサーフィンに興じるのでなければ、"見るだけのもの"という感じだけれど、眺めるだけでも素晴らしい。
 
ぎりぎりまで楽しんだ後はささっとシャワー浴びてフロントまで荷物を運んでくれる?とベルデスクにお願いして、そして私たちはチェックアウトしがてらクラブラウンジへ。
 
最後にお茶の一杯でもというつもりが、うっかりビンタンビールを貰ってしまって、しかもぎりぎり朝食提供中だったものだから、「SIGNATURE SAMPLERS」という朝食メニュー、BRAISED BEEF、CHAWAN MUSHI、LOBSTER SCRAMBLED EGGの3種類からうっかりロブスタースクランブルエッグをいただいてしまった。
 
ブッフェ台には先のレストランで見た料理もいくらかあったけど、レストランには無かった中華蒸籠にはLo Mai gai、Vegetable Bun、Chicken Bun、Chicken Siaumai、Shang hai Dumplingなんてけしからんものも入っていたりして、そのへんも少しだけ。
 
やってきたロブスタースクランブルエッグは、「ロブスターが入ったスクランブルエッグ」どころじゃなく、「ロブスターに入ったスクランブルエッグ」で、たいそう驚いた。ポテトやトマトまで添えられてるし、何よりロブスター半身分の身がごっそり詰まっているし。
 
味付けは塩味のあっさりめで、最後の最後まで、なんだかすごいものをいただいてしまった。
バリ島ングラライ空港ラウンジにて
 ビールとかソトアヤムとか
キャセイパシフィック機内食
 チキンあんかけ御飯
 フルーツ
 ハーゲンダッツ(バナナクリーム)
 白ワイン・スプライト
「またすぐ戻ってきてね、バリ島に」
と、顔馴染みになったスタッフさんたちが見送ってくれる中、なるべく早く戻ってくるよと言い置いて、予約していた車で空港へ。
 
移動時間1時間くらいを見込んでいたのに、高速道路を使ったらあっという間で、30分かからないくらいで空港に着いてしまったのだった。
 
前回来た時からリニューアルした空港は随分綺麗に、かつシステマティックになっていて出国手続きもあっという間。飛行機に乗るまでは、各社共通のラウンジでだらだらビールを飲んでいた。
 
それなりに料理も用意されていて、カウンターで注文していただける「SPECIAL OF THE DAY」はSPAGHETTI CARBONARAとCHICKEN SOUPとのこと。
「つまりソトアヤムだよね?」と貰ってきたそれは、ホテルのものより数段カジュアルな味わいで、それはそれで美味しくて。だんなが頼んでいたカルボナーラはんんんん……という感じだったけれど。
 
そして復路も香港経由、バリ島16:05発CX784、トランジットは香港到着3時間ほど後の香港01:00発成田着CX524。
 
元々は羽田発着便の予約で、「どうせ帰りの荷物が多いだろうし自家用車で行こうか」という予定にしていたのに、出発数日前に「羽田着便が運休になったから、成田行のに振り替えました」と連絡があっててんやわんやに。結局往路はタクシーを使い、復路は普通に電車で帰ってくる(荷物はspgアメックスが空港から1個ただで送ってくれる特典があるからそれ使う)ことにして、でも心配なのは台風被害。
 
台風直撃だった昨日はもとより今日になっても交通網が完全に復旧したわけではなく、未だ成田空港発着のJR便は本数が限られているらしい。
幸い我が家の被害はなかったけれど、千葉全域、停電や断水の復旧の見通しが立たない地域もあるようで。
 
心配しつつの香港便、機内食は鶏あんかけ御飯とシーフードパスタとのことで、鶏あんかけ御飯をさらっと軽くいただいた。
食後に残さずいただいた"ヒコウキスゴクカタイアイス"は、今日はバナナクリーム味一択。日本では出ない、南国のまったりこってり味だった。
香港国際空港キャセイパシフィックラウンジにて
 担々麺
 唐揚げとか餃子とか
 ビール(青島)とかカクテルとか
香港空港では特に買い物もなく……(と言いつつ、通りすがりの蛋撻屋で蛋撻は買った)、長いトランジット時間はキャセイのラウンジの電源つきの席を確保してだらだらと。
 
Wi-Fi繋がってPCも使えるならなんだかんだやることはあって、日記を書いたりしているうちに搭乗時間まではあっという間だった。
 
夜10時過ぎても絶賛営業中のヌードルバーで定番の担々麺貰って、温菜コーナーから少しばかり唐揚げや餃子も貰い、あとはソファでクッキーやレモンパイつつきながらカクテルバーからカクテルを貰ってきたりもして。
 
「ラウンジ快適すぎ……もうワンワールド以外使う気になれない……ていうかキャセイが好き……」
とすっかりキャセイ信者な私(多分だんなも)だけど、残念ながら今回は往路も復路もアップグレードはして貰えなかった。
 
エコノミーは狭いわあとぐんにゃりしながら、飛行機に乗ったら機内食も全部スルーで爆睡の構え。
夜中にふと目覚めたら、目の前の機内誌ホルダーの上にちんまりと軽食の箱とジュースの紙パックが置かれていた。