2019年9月5日木曜日

香港経由でバリ島に

羽田空港 JALさくらラウンジにて
 ビーフカレー
 生春巻き、サラダ、ソーセージ
 焼き鮭、玉子焼き
 JALスカイタイム キウイ
今日から私とだんなは少し遅めの夏休みで久しぶりのバリ島旅行。
 
息子は就職活動の関係で直前まで予定が見えず「もし行けそうだったらホテルにエキストラベッド入れて飛行機別に取ってあげるからねー」と言っていたのだけど、日程後半にゼミ旅行が重なってしまったのでだんなとの二人旅に。
 
今回はJALマイルの特典航空券使用で、キャセイの便使って香港経由の空の旅。今日のうちにバリ島に着くためには朝6時台の飛行機に乗らなきゃいけなくて、朝4時過ぎに手配したタクシーで羽田空港まで移動した。
 
で、朝食は、羽田のJALラウンジでカレーライスもぐもぐ。「JALのカレー、うめー」と機内食は残すつもりで、つい玉子焼きや焼き鮭まで食べてしまったのだった。メゾンカイザーのパンも置いてあってこちらも食べたくてうずうずしつつ、我慢。
香港空港 キャセイラウンジにて
 豆漿 w/油条、皮蛋、香菜
 牛肉焼売、肉饅頭
 蛋撻、チーズタルト、レモンパイ、バナナパンプディング
 ビール
 
 雲呑湯麺、担々麺
 唐揚げ、蝦餃
 ビール
ただいま絶賛政情不安デモ大勃発な香港で心配していたのだけど、今日は香港の離発着便に影響は無く、少なくともトランジットの建物範囲内はまるっきりの通常営業。
 
2時間ほどの乗り換え時間を有効活用して、マニングスでタイガーバームの肩こりクリーム「NECK&SHOULDER RUB BOOST」(我が家で超愛用されている、通称"寄る年波クリーム")と喉飴のニンジョムをたんまり買い(これ買いたかったから香港トランジットにしたまであるやつ)、あとはキャセイのラウンジでだらだら……というかもぐもぐしていた。
 
台湾のキャセイラウンジもなかなかすごかったけど、さすが、香港本国のキャセイラウンジはすごい。というか、すさまじい。
 
空港内に複数あるうえにやたら広いし、いくつか別れたブースには軽食コーナーとヌードルバー、その場でカクテルを作ってくれるカクテルバーに、ティーハウス(ポットで中国茶が飲めるらしい)まで。ちょっとしたホテルのブッフェレストラン並には色々食べられる。
 
「あ、しまった、こっちのラウンジはヌードルバーがないやつだ」
と、最初に入ったラウンジではヌードルバーが無かったものだから、数百メートル離れた別のラウンジまで麺を食べに行っちゃったりした。どれだけラウンジ飯が好きですか私たち。
 
でも、最初に入った方ではその分軽食メニューが充実していて、あったかい豆乳や、鴨と冬瓜のスープ、お汁粉っぽいものとか、パンあれこれに、途中でサービス内容が変わって甘味までずらりと出てきたものだから、私、大興奮。
 
しっかり美味しい本場の味の蛋撻にレモンパイにチーズタルトにバナナプディングと、そこまで食べてしまったうえで別ラウンジのヌードルバーで担々麺と雲呑麺(だんなと半分こ)してしまった。どっちでもビール飲んでしまったし……。
 
機内食はタイ風グリーンカレー(あんまり辛くはなかった)と、マッシュポテト添えトマトソースの白身魚の選択。きゅうりのサラダとあったかいパン……で、これはもうほとんど食べられず。
 
でもキャセイ名物デザートハーゲンダッツはしっかり食べた。クッキー&クリームとマンゴー&ラズベリーの2択で、マンゴーを。
新幹線も驚きの、「ヒコウキスゴイカタイアイス」でちょっと楽しかった。
バリ島 クタ「Four Points」ホテル内「The Best Brew」にて
 Four Points Quesadilla 90000Rp
 Pork Satay 90000Rp
 Beer (BINGTANG DRAUGHT 510ml) 2×60000Rp
 Beer (BINGTANG DRAUGHT 300ml) 45000Rp
 Beer (BALI HAI) 45000Rp
そうして漸く夕方5時半過ぎにバリ島、ングラライ空港に到着して、そこからホテルに頼んだ送迎車の人を探し出すまでに苦心して(送迎の人めっちゃ多くて……)、車に乗れたのが6時20分頃。そこからは、今日宿泊の繁華街クタのホテルを目指して大渋滞のなかよろよろと40分かけて、今回の旅、前半宿泊の「Four Points by Sheraton Bali, Kuta」に到着した。
 
バリ島は何度か来てるけど、サヌールやヌサドゥアに泊まることばかりだったから、こんな繁華街のど真ん中に滞在するのは初めて。でも夜も煩いということはなく、モダンな雰囲気の部屋も狭すぎるということもなく、充分快適な宿だった。
 
夫婦してspgアメックスカードを持ってしまってここ数年すっかりspg信者(ウェスティンとかマリオットとかシェラトンとかのグループチェーン)な私たちだけど、嬉しい恩恵の一つが「部屋が空いてたらグレードアップしてあげるね」というもので。
 
ちょっとは期待していたけれど、嬉しいことに、「Deluxe Pool View Room King」の予約を「King Deluxe Lagoon Access Guest Room」にアップグレードしてくれた。
 
部屋のベランダからラグーンプールにそのまま飛び込めちゃう素敵なお部屋。あらまあ素敵。
 
もう移動で疲れてしまったし、あまり歩いたことのないクタの街を夜に散策というのもちょっと怖かったので、夜はホテル1階、路面に面したオープンエアのレストラン「The Best Brew」にてインドネシアのローカルビール、ビンタンの生を飲みつつ、バリっぽい料理を2品ばかり。
 
ケサディーヤはメキシコ料理だけど、「Quesadilla filled with pulled Balinese Chicken pelalah, served with avocado, cheese and salsa pimento」という感じにアレンジしたものがあったので、まずはそれを。薄焼きトルティーヤ2枚の間に、インドネシアな味の鶏肉がサンドされていて、クリームチーズやアボカドのディップをつけつついただくもの。
 
あとは、スティームドライスを添えたポークサテ。「Served with your choice of pearnut sauce or Balinese Spices」とのことで、ピーナツソースと刻み野菜のピクルス風の甘酸っぱいソースつき。
 
ぶっちゃけ、ビンタンビールってあまり美味しくないし、かつてバリ島ローカルだったけど、今はバリ島では作られていないバリハイもまたなんというか「うっすい味のビール」という感じなのだけど、バリ島の気候やちょっとこってり系の(そしてやや甘めの)味のものが多いインドネシア料理にはよく似合うと思う。
 
豚肉が、案外と臭みもなくてジューシーでおいしくて。
 
ちなみにバリ島の通貨は"ルピア(Rp)"で、大体、0を2つ取って2割減したつもりでいると良い感じ(厳密には1000Rpは現在7.6円くらいなのだけど)。
10000Rpでも100円切ってるわけなので、なんとなく自分がお金持ちになった気分が味わえる(味わえるだけ)。
 
そう、そしてバリ島は思った以上に涼しかった。最近涼しくなってきた東京あたりよりも更に涼しい感じ。多分夜は22℃くらいしか無さそうな。
湿気も少なく、「あれ、これ、日本の夏の方がよっぽど南国的気候なのでは」と思ってしまったりしたのだった。
 
水着持ってきたけど、プールに入れるチャンスはあるかしら……(てくらいに涼しい)。