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高級目玉焼きトースト
カフェオレ
今日の朝御飯は目玉焼きトースト。ハムも入った「高級目玉焼きトースト」だ。カフェオレ
久しぶりに初心に返ってみようじゃないかということで、ハムを買ってきて一番最初に作った目玉焼きトーストを作ってみたのだった。
マヨネーズじゃなくアルミホイルを「土手」にして、ハム入れて、粉チーズも使って……というもの。うっかりアルミホイルにマーガリン塗っておくのを忘れてしまったら、チーズやらパンやらがこびりついてしまってちょっと面倒なことになった。アルミホイルにバターを塗るのを忘れてはいけない(←教訓)。
「……どうですか?ちょっと手間が増えてるんだけど、いつもの目玉焼きトーストとどっちが旨い?」
「圧倒的にこっちだね!」
息子曰く圧倒的にこっち、だそうで、手間は増えても高級版がやはり美味しいのであるらしかった。パンにバターもしっかり塗っているしねぇ……手間と同時にカロリーもきっとけっこう増えているのだ、これ。その分確かに美味しくなった。フォークを使わず手で食べられて、リッチな味の朝食メニューはこのところのすっかりお気に入りだ。
実のところ、完全復調とはいかないのだけれど、昨日取りやめてしまったお出かけを今日してしまいたい、と、がんばって行ってしまうことに。息子を見送った後は私も急いで身支度。
ビッグサイト「ホビークッキングフェア」にて
試食品いろいろ
生ビール(塩辛つき) \500
ということで、やってきましたビッグサイト。昨日木曜日から明日土曜日まで開催中の「ホビークッキングフェア」というイベントがお出かけの目的。試食品いろいろ
生ビール(塩辛つき) \500
レシピの載った情報誌をここ数年愛読中の「米国食肉輸出連合会」が、メールマガジンで「このフェアに出店するよーついては招待券を抽選でプレゼントするよー」と告知してくれて、面白そうだなと招待券を申し込んでみたのだった。本来の入場料は1000円だから、これを払ってまで行くのはちょっと億劫だな、と。
で、めでたく当選。1週間ほど前にチケットが届いたのだった。
この手のイベントは業界人向けのものの方が多いけれど、これは消費者向けのイベントらしい。料理研究家やレストランのシェフの料理セミナーなどもあるそうで、試食もたくさん!(←密かな目当て)だとか。
でも、会場はビッグサイトの東3ホールだけだそうだから、そう大規模な催しというわけでもないのかなー……と向かってみたら、そこはホビーショーとの同時開催の陸続きの会場。当選したチケットは、ホビークッキングフェアとホビーショーと、両方見られるようになっていた。なんだかちょっと得した気分。
ともかく、お目当てのところから見て歩こう!と、午前中のまだ開場して間もないフロアを端から歩く。早々に
「プリンのご試食いかがですかー?」
と生協さんの試食につかまり、あらいいの?1個まるっと食べちゃっていいの?と、もぐもぐ。
デパ地下とかデパートの催事場とは雰囲気が違って「美味しかったら買っていって!」ではなくて「とにかく食べてって!」という感じのところが多く(売ってるから買っていってね、的なところもあるけれど)、歩くだけで「○○米のおにぎりでーす」「○○茶でーす」「シフォンケーキでーす」「きのこのピクルスいかがですかー?」「こちら新発売のパン用のクリームペーストでーす」「生ラーメンでーす」と、なかなかこう、大変なことに。
家庭用の食器とか調理器具とかもあるのかなと、そのあたりも期待していたのだけれど、それは残念ながら扱いがなくて、歩くだけなら30分もあれば全部のブースを見て回れるくらいの感じではあった。いや、でも、期待以上の試食責め。
試供品もぽろぽろと、ヨード卵がミニパックのマヨネーズくれたり、永谷園がインスタント松茸吸い物くれたり、リーフレットとともに荷物がじわじわ増えていく。
お好み焼きソースの「オタフク」のブースもあって、「あ……オタフク」と立ち止まってブースの人とあれこれおしゃべり。
「いや、広島には縁もゆかりもないんですが、このオタフクソースは常にストックしてるんですよ~」
まだ空いている時間帯なのを良いことに、「こんな料理にも使えるんです」「ほほー」なんて話をしていたら、小さな紙を1枚くださって
「12時から13時の間にいらしてください。お好み焼きセットお配りしてます♪」
と、そこには「引換券」の文字があったのだった。お好み焼きセット!絶対戻ってきますね~と、再びうろうろ。
で、「料理教室とかもやってんだなぁ……」とフロア端の広い会場の前を通り過ぎようとしたら、
「あのー、これから料理教室始まるんですが、よろしければご参加されませんか?」
と声がけされた。
あれ?でもここ、もう「受付終了」ってなってましたよね?と立ち止まったら、「本日の雨で当日キャンセルが複数出まして……今すぐご参加できる状態なんですが」と。
こそこそっと、
「協賛がブルドックさんで……お土産が、相当豪華ですよ~」
と教えてくださった。
じゃ、じゃあ参加しようかな、どうせ他に予定もないし……と、お土産目当てでちゃっかり参加してしまった私。
ブルドックの新商品のシリコンスチーマー用調味料を使って、「さばの味噌煮」「ポテトグラタン」を作ろう、という趣向。
調味料1回分、2~3人分できる分量を6人で作って試食する、という内容だった。
ポテトグラタンはやっぱり加熱に時間がかかるので十数分必要だけれど、でも生のじゃがいもから十数分でグラタンができるのは便利かも。
グラタンの方は、実のところ、ちょっとわざとらしい味わいだった(なんていうの、レトルトパックのシチューとかにありそうな味、っていうの……?)のだけれど、でも、さば味噌の方はなかなかちゃんと美味しかった。フライパンで作ると皮が鍋底にひっついて悲惨な事になったりもするけれど、仕上がりも綺麗。
参加賞は確かに豪華で、その「シリコンスチーマーで作る簡単」シリーズのポテトグラタンソース、さばの味噌煮ソース、肉じゃがソースの3点セットと、初めて見たブルドック製のお好み焼き粉とソースのセットが紙袋に詰められて帰りがけに渡されたのだった。おおお、いきなり荷物が倍増。
で、さば味噌など食べてしまってすっかり喉が渇いたものの、さすがに「ビールの試飲」などはなくて、北海道の魚介丼などを売るブースで生ビールを1杯購入。「おつまみはちょっとは欲しいけどお腹はいっぱいなのです」という感じだったのでおつまみは買わずにいたら、嬉しいことに塩辛がついてきた。
周囲のおっちゃんおばちゃん、兄さん姉さん、皆さんお茶しか飲んでないというのに、私一人でビール(しかも傍らに塩辛)でなんかスミマセン……と思いつつ、でも幸せだった一時休憩。
前後して、「12時になったー」とさっきのオタフクブースに引換券持って行ってきたのだけれど、渡されたのがコレ。5人前!どーん!という感じで、笑っちゃうようなサイズのセットだった。オタフクの太っ腹ぶり、すさまじい。
あ、オタフク、甘さ控えめのお好み焼きソースを新しく出したそうです。「コクと旨みのお好みソース」。従来の甘さ強めのソースとは別のベクトルで……で、「辛く」したんじゃなくて「コクと旨味強めに」という方向にしたのだとか。せめてもの宣伝でした。
クッキングフェアもおおむね満喫したので、せっかくだからとホビーショーもひととおり。縫ったり編んだりは嫌いだけれど、布は好きだしビーズ細工とかも好きなのでけっこう楽しく見て回った。今の私はむしろDIY系ブースで「おおおおお、このペンチは使いやすそうだ!」と別の方向に萌えてしまったりして。
なんとなく面白そうだな、と、気軽に参加するには「参加費3000円(結局額装してもらってプラス1000円)」は結構な出費だったのだけれど、「写真deアート企画」の「油絵塗り絵」をやってみた。
オフィシャルサイトがないみたいなので説明が難しいのだけれど(ホビーショーの動画がありました→こちら)、
1.携帯電話などから写真を送る
2.先方で、その写真を色数を若干落とした状態でキャンバス紙にプリントしてくれる(あと見本のミニ画像もプリントしてくれる)
3.「お手本」が印刷されたキャンバスに、自分で絵の具を乗せていく
4.あら不思議、最初から自分が描いたみたいな絵ができたわ~
と、そんな感じのもの。
私が始終携帯に入れて持ち歩いている画像なんて、そんなの猫(とクラゲ)に決まってるわけで(人間じゃないのね……)、もうあらゆるところに使いまくってるお気に入りの写真を選択。
制限時間は1時間ほど。色塗っている途中に「こんなんやってます」と写真1枚撮る余裕くらいあるかなと思っていたのだけれど、気がついたら「そろそろ終了です~」の声が流れてしまったのだった。写真は帰宅してから見本のミニ画像と一緒に並べて撮ったもの。
「たかが塗り絵」かもしれないけれど、油絵の具なんて触ったのは何十年ぶり?という状態だったので、んもうたいそう難しかった。
なにしろ透けない。修正が難しい。細い線がめっちゃ描きにくい。
直したいところ、手を入れたいところはまだまだ山ほどあったけれど、「とりあえず、"絵の具が乗ってないところはない"ところまでは持っていこう」と、それだけは頑張った。背景の布の水玉模様まで頑張る必要はなかったかもと(ベタッと一色塗っちゃえば良かったかもと)後になって後悔した。
あとは、まぁ、目に星入れたらそれっぽい感じになるんちゃうん?と、最後の1分で目に星入れて(無理矢理)完成。
いつも、Photoshopとかで写真をデジタル加工することばっかりやってるから、たいそう楽しいひとときだった。実を言うと、油絵の具一式買ってきて塗り足したい感じではあるのだけども。
お肉屋の唐揚げ
お好み焼き
ビール(銀河高原ビール)
予定外だったホビーショーまでがっつり見て歩いたので、帰宅はすっかり夕方に(さらっとクッキングフェア見て2時3時には帰れるかなと思ってたのねー)。お好み焼き
ビール(銀河高原ビール)
ダイニングテーブルに戦利品を積み上げて家事やら急ぎの仕事やら片付けていたところで息子が帰ってきて、
「あ!今日の夕飯、お好み焼き?」
と弾んだ声を出した。
テーブルには巨大なオタフクお好み焼きセットの箱、ブルドックの粉とソース。確かにそう見えるかーと、「いや……ちがう……」と答えたらすごい勢いでしょんぼりしている。どうやら戦利品は息子のお好み焼き心に火をつけてしまったのであるらしい。
「うーん……まぁ、今日の夕飯にはキャベツ使おうとは思ってたんだけど。じゃあさ、駅ビル行って豚バラ肉の薄切りと、あとおつまみに鶏の唐揚げでも買ってくる?一緒に夕飯用の自分のジュース1本買ってきてくれていいからさ」
と言ってみたら「じゃあいいや、めんどくさい」と返してくるかと思いきや、「わかった!行ってくる!」と。相当お好み焼きが恋しいのであるらしかった。
じゃあせっかくだから、と、初めて手にしたブルドックの粉とソースでやってみることに。
粉を水で溶いて、粉に添付の揚げ玉と、刻みキャベツと、紅生姜、刻み万能葱を混ぜ混ぜ。
丸く焼いてー2分後に上に薄切り豚バラ並べてひっくり返してー5分経ったらまたひっくり返して3分焼いて、できあがり。
だんなの手を借りずにお好み焼きを焼くこと、これで2回目。そこそこサマになってきた……と、思いたい。
ソースはあるし、青海苔もお好み焼き粉についてきた。
「で、マヨと鰹節はお好みで、ってさ」
「そりゃ、要るでしょ!どっちも必要でしょ!」
「だよねぇ、必須だよね」
息子と2人、マヨと鰹節も盛大に加えながら皿に盛りつけ、いただいた。
私も息子も2人して猫舌だから、鉄板の上で切り分けて一口ずつ食べるよりも最初に皿の上に全部移しちゃうほうが食べやすい(お店では鉄板に乗ったままのお好み焼きもがんばって食べるけどもね)。
前回作ったケンタロウさんレシピも美味しかったけれど(こんにゃくが入るのが地味に良い感じだった)、今日のもまた良い感じ。キャベツを「1cmサイズの角切りにする」という、そのサイズが食べやすくて良い具合だった。
で、お好み焼きソースが、ちゃんとお好み焼きソースなのに「ブルドック味」だったことにちょっと感動。あのブルドックのとんかつソースの味がじんわりと底辺に感じられるお好み焼きソースで、「これはこれで、なんか美味しい!」と、盛り上がってしまったのだった。