※今日の写真はクリックすると大きくなります※
あんずジャム添え パンケーキ
バニラミルクティー
週末はパンケーキかワッフルを焼こう、と思っていたところ、昨日発表された「ほぼ日刊イトイ新聞」内コンテンツ「なかしましほさんのちいさなレシピを1ダース。」の今週お題は、なんとも折良く「パンケーキ」。バニラミルクティー
ベーキングパウダーではなくドライイーストを使うレシピで、この夏の暑さ(ここ数日は一気に涼しくなっちゃってるけども)を利用して、30℃越えの気温で数十分発酵させてしまいましょう、という趣向。
レシピはこんな感じなのだった↓
パンケーキ:人肌に温めた牛乳100ml、卵1個、砂糖大2、イースト小2/3、油大1を混ぜる。強力粉60g+薄力粉60gをふるいしっかり混ぜ、ラップして30~40度の所で40分置く(1.5~2倍に)。フライパンを熱し1/4量を12cmに広げ、弱中火で片面2~3分ずつ焼く。
いつものように、バターではなく「油」。泡立て器でかき混ぜまくるなどの必要もなく、いつも通りにシンプルな感じだったので、息子の弁当作りで早起きしたついでにパンケーキの仕込みもすることにした。
ちなみに今日の息子の弁当は「三色丼」。鶏そぼろと卵ときぬさやのスタンダードな三色丼を用意して、あとはちょこちょこ副菜詰めた(昨夜の残りのチーズ磯辺などを適当に)。
そうこうしているうちに、生地はすっかり発酵して「ゆるんゆるんのパン生地」のような様相に。もう明らかに、私が知っているパンケーキ生地とは違う別の何かになっていて、それをぽてっとフライパン落として焼いてみた。かなりの粘度があるので綺麗に丸くはならなくて、まぁそれでいいやと焼いてみる。
ワッフルもベーキングパウダー入りとイースト入りのレシピがそれぞれあって、イースト入りのワッフルはかなりパンに近い食感に焼き上がる。今日のパンケーキもそれと同様、ふわっもっちりとした独特の食感に焼き上がった。手間(というか、時間)が少々かかるけれど、これはなかなか美味しいかも。
ただ、まだ新コンロの弱火の火力の加減がわかっていなくて、これまでのコンロと同じ加減で焼いてみたらちょっと焦げてしまったところが残念。次はもうちょっと綺麗に焼ける……はずだ。多分。
バター&メープルシロップも良いなと思いつつ、今日添えたのはホイップクリーム&自家製あんずジャム&メープルシロップの組み合わせで。あんずジャムの砂糖が控えめだったのでメープルシロップも添えてみた。
このパンケーキ、パンケーキ自体はそれほど甘さを感じないものだから、ベーコンエッグなどのしょっぱい系を添えても似合いそう。甘いものももちろんお似合いで、下品なほどに生クリームとジャムをこてこて添えるのは格別の美味しさだった。
さて、土曜日なれど、息子不在で「いつも通り」な感じの日中。
「豆乳買ってきて、ミルクプリンのリベンジしようかなぁ」
と、午前中にふらりと買い物に出かけたら、果物屋さんで4個199円!の白桃を発見。
かなり小ぶりで、そして固そう。でも香りはとても良かったので買ってみることにした。追熟させて食べるよりは……と、加工することに。桃ジャムにしようか少し悩んだけれど、「桃のコンポート」にすることにした。水と白ワイン、グラニュー糖を合わせて沸騰させたところに皮を剥いて種を除いた桃を入れて煮込んでいく。
缶詰の桃のような、半割りのつるりとした綺麗なカットにしたかったけれど、想像以上に桃は堅くてまるでりんごのよう。剥くとシャリシャリ音がするくらいで、綺麗に半割りにするのも難しく、適当にそぎ切りにしながらシロップに入れていった。
30分煮ても、まだ歯ごたえが残るくらいの桃は、それでも香り豊かに美しく煮上がってくれて、とりあえず瓶に詰めて冷蔵庫に。
バニラアイス添えたりアングレーズソースかけて食べたりも最高だろうけれど、私がやりたいのは「かき氷シロップ」。
シロップと一緒にミキサーにかけてピュレにして、自家製練乳と合わせてかき氷にかけたら、「埜庵」の夏の定番、「白桃みるく」にちらっと近いものができるんじゃないかな?できるといいな?と思っている。
台所に一度立ったら興が乗ってきて、コンポートの仕込みをする隣で豆乳と牛乳を1:1にした「ミルクプリン」のリベンジ(前回塩入りミルクにしちゃって豆乳をおシャカにしちゃったので……)作りをし、あとは自家製練乳の仕込みも。
自家製練乳は『お家でいただく、ごちそうかき氷 かき氷専門店・埜庵』掲載のレシピで忠実に作っているのだけれど、1単位作ると使い切れないうちに時間が経ってしまうので、今は半量で作っている。これからの季節なら1単位に戻しても食べきれるかなーと思いつつ。
そんな感じで、一人充実の土曜の昼間。それにしても今日は涼しいね。
茹でとうもろこし
鶏肉とキャベツ、ゴーヤーの炒め物
角切り夏野菜のスープ
羽釜御飯
麦茶
ミルクプリン
「ゴーヤーを食べましょう」がテーマの夕飯。鶏肉とキャベツ、ゴーヤーの炒め物
角切り夏野菜のスープ
羽釜御飯
麦茶
ミルクプリン
以前作って美味しかった「鶏肉とキャベツ、ゴーヤーの炒め物」を、また作ってみることにした。数年前の『ELLE a table』に載っていた枝元なほみさんのレシピで、まずは「塩だれ」を手作りするところからしなければいけない。「塩だれ」はそこそこの期間冷蔵保存できるので、多めに作って保存しておくことにした。にんにくとおろし玉ねぎが入ったたれは、市販の「塩だれ」に似た方向ではあるけれど、それよりずっと自然な味。
塩だれさえできてしまえばあとは簡単で、一口大にカットした鶏肉を焼いて、ゴーヤーも加えて炒めて、最後にキャベツと炒め合わせたら塩だれ絡めてできあがり。
かぼちゃにししとう、ピーマン、茄子とズッキーニ……と、あれこれ野菜も買ってきていたところだったので、おおよそコンソメスープに似合いそうな手持ちの野菜を多種類使ってソルトポークと共に野菜のスープに。いつもは小さめの角切りにすることが多いところ、今日はあえていつもより大きめの一口大にざくざく刻んで煮込んでみた。
あとは息子大好きとうもろこしも1本買ってきたのでさっと茹でて1人1/2本。今年のベランダのゴーヤーは苦み控えめとはいえ「苦瓜」と名のついたものであることに変わりは無く、「苦いか苦くないか」で言えば、やっぱり苦い。息子は「ゴーヤだー!」と苦笑いしながらもちゃんと食べてくれるけど、口直しにと甘いとうもろこしを添えてやった。
今出回っているとうもろこしはゴールドラッシュ。私は「味来(みらい)」が好きなのだけれど、ゴールドラッシュも充分甘くて瑞々しく、今日のとうもろこしも大当たりだった。1本100円切ってくれれば、まとめて数本買ってきて「鍋いっぱいのコーンスープ」とか作ってみたいのだけど、なかなかそこまで安くはなってくれない。
そして食後はリベンジミルクプリン。
息子、前回作った牛乳100%のミルクプリンはお気に召してくれたらしい。
「黒蜜黒蜜♪きなこきなこ♪」
と、自らばさばさかけている。
今回は豆乳と牛乳がハーフ&ハーフだったわけだけど、それほどには「豆乳!」という感じにはならなかった。
飲料コーナーではなく豆腐売り場で売られていた成分無調整の「家で豆腐が作れます」というにがりつきの、いかにも濃厚そうな豆乳を買ってきたのだけれど、その自然な豆の味が良かったのか、嫌な方向の豆乳臭さもなく、むしろコクが出た感じ。豆乳もっと入っていても美味しく感じるだろうなとすら思った。
ちなみにこのカップ、チョコレートケーキ屋さん「トップス」のカスタードプリンの容器。十数年前まで売られていて、だんなはこの容器に入ったプリンが大好物だった。中身も美味しいし、外の器もどっしりと重く立派なもので、ちょうど「蕎麦猪口」に使うのにぴったりということもあって未だに頻繁に使っている。それこそカスタードプリンを作る時にも便利だ。