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豪華な鮭茶漬け
麦茶
今日はちょっと趣向を変えて、お弁当をパンにして、朝御飯を白米に。麦茶
一応、「弁当は米だしなー」ということも考えて、連日パンの朝御飯にしていた(私がパン好きだからという理由もあるけど、でも一応そのへんも考えていたのよ……)ところだったので、今日はこれ幸いとお茶漬けの支度。
冷やご飯に熱いお湯注いで、それほどには「あっつあつ」な感じにせず、いただいた。自家製鮭ふりかけもたっぷり入れて、とてもリッチなお茶漬けに。鮭さえあればあとは手持ちの材料(海苔と胡麻と鰹節)でできるふりかけ、めっちゃ便利だ。自然な味なのも良い感じ。朝からなんだかすっきりした気分になれた。
そしてお弁当は、バゲットを使った4種のサンドイッチ。
本当は「照り焼きチキン」的なものも入れたかったのだけれど、うっかり鶏は使い切ってしまったところなので、ド定番の組み合わせになってしまった。卵のマヨ和え(燻製塩でほんのり風味づけ)、ツナマヨ(刻み玉ねぎ、ピクルス入り)、ハムチーズきゅうり、そして甘味のも1つ入れるかなと、バター&パイナップルジャム。
4種類のサンドをオーブンペーパーとアルミホイルでくるみ、別容器にコールスローと葡萄を詰めた。サンドイッチは倍量作って、それは今日の私のお昼ご飯。
というわけで、日曜なれど息子は不在で、私は変わらず「いつも通り」な感じの一日。スーパー買い物行って、図書館行って、ゆるゆる過ごす事にした。
スイスロール
アイスカフェオレ
スーパー行って生クリーム買ってきたので、「じゃあ作ってみましょうか」と昼過ぎに取り組んでみたのは「スイスロール」作り。アイスカフェオレ
「ほぼ日刊イトイ新聞」内コンテンツ「なかしましほさんのちいさなレシピを1ダース。」、7月27日のお題は「スイスロール」なのだった。
正式なレシピのtweetがあった後に、「天ぷらバットなら」と少量版レシピも紹介されていたので、今回はこちらのミニサイズで作ってみることに。天板1枚分のロールケーキを食べきるのは、2人家族ではちと大変だ。
スイスロール:卵3個+砂糖70gを人肌まで湯煎して、もこもこに跡が残るまで泡立てる(電動4分)。油大1を混ぜ、ココア20g+薄力粉40gをふるって泡立て器で手早く混ぜ、天板(約30cm)に流して190度のオーブンで10分焼く。生クリーム150ml+砂糖大1を泡立て巻く。残りの材料は手持ちのがある、余裕余裕♪と思っていたのだけれど、なんとココアと思っていたものがココアじゃなかった。だんながおフランスで買ってきてくれた、「マキシム・ド・パリ」の、ホットチョコレートミックスだった。粉末状で、砂糖も入っているタイプのもの。
天ぷらバットなら2/3量でいいかも。卵2個、砂糖50g、油大1、薄力粉35g、ココア15gで焼き時間は一緒。クリーム100ml、砂糖大1で。
何度か冬にいただいていたので、「マキシムドパリのココアがあったよねー?」と使いさしの袋を引っ張り出してみたら、袋に「チョコレート」の文字があって「あ、ココアじゃなかった……」と。
「ココア」と「ホットチョコレート」、ほぼイコールとみて良い向きもあるらしいのだけれど、厳密には含まれるココアバターの量の違いがあるみたい。
「……まぁ、でも、いいか」とそのままこの粉末を使って続行してみた。ココアを入れたら、その油分で卵の泡が消えていってしまうらしいので、手早く混ぜたのだけれど、焦りすぎて(か、あるいはもともとの粉末の粒が大きめだったのか……あるいは細かすぎて粉ふるいじゃダマが消えなかったのか……)生地にチョコ色の水玉模様がほんのり残る生地が焼き上がってしまった。ふわふわ加減は悪くなかったけれど、やっぱりココアを使うべうきだったかなぁ。
そもそも「ロールケーキを巻く」という作業も人生でまだ2度ほどしかやったことがなくて、この作業にも苦心。キュッと巻こうとするとクリームが押し出されてしまうし、なんとかそれっぽい感じに巻きあげて、ぱぱっとラップで包んで冷蔵庫で馴染ませることに。……でもここでまた慌て過ぎちゃって、そうやら天地を逆にしちゃったっぽい。「巻き終わり」がちゃんと下にならないと、これって見栄えが悪いのね……と、カットする段になって気がついたのだった。
というわけで、少なからず不格好な形になってしまったけれど、こんな感じで。
幸い、息子の部活が早めに終わったそうで、冷蔵庫に入れてひんやり冷えたスイスロールをちょっと遅めのおやつに食べることができた。
乳製品好き&バニラ好きの自分としては、自ら望んで作るロールケーキだったらプレーンなタイプのものを作ってしまうところ。ココア味というのも新鮮で悪くない。全体に甘さ控えめで、小ぶりなサイズもあいまっていくらでも食べられそうな味わいだった。……でもまだまだ精進努力が必要だ。
皮蛋豆腐
青椒肉絲
鶏そぼろと豆腐の中華風スープ
とうもろこしご飯
麦茶
今日の夕飯は、なんだかとても美味しかった。献立の組み合わせも我ながら悪くなかったし、どれも好きな味ばかりで「御馳走!」という感じ。青椒肉絲
鶏そぼろと豆腐の中華風スープ
とうもろこしご飯
麦茶
メインのおかずは青椒肉絲。もやしとエリンギが入る、野菜炒め風の「チンジャオロース」は、図書館で借りてきた『だれでも炒めもの達人になれる』という本に載っていた。著者は中華の料理人、五十嵐美幸さん。
家庭のコンロの火力で美味しい炒め物を、と、事前に具材に油を絡ませておいたりするちょっと変わった手法を提唱している本だった。この青椒肉絲も、肉に下味つけついでにサラダ油をまぶしておく。肉をしっかり炒めつけてからエリンギ、筍、もやし、ピーマンを次々加えて炒め合わせ、スープと醤油、オイスターソースなどを加えてざざっと絡めてできあがり。
いつものやり方と微妙に手順が異なる方法だったけれど、確かにこれは理にかなっているのか、良い感じにシャキッとした炒め物ができあがった。味つけの具合も良い感じ。
皮蛋豆腐は適当に、
一口大に切った豆腐を深鉢に盛る
→上からちらっと醤油かける
→ハサミでちょきちょき切った皮蛋乗せる
→香菜をぶわっと乗せる
→刻み長ねぎも乗せる
→とどめに「桃ラー」をかける
……という感じで適当に。適当にやった割には幸せに美味しかった。久しぶりの山盛り香菜にうっとりの私。
スープは調理済みの鶏そぼろ(三色丼の残り)を使って、豆腐も加えてかき玉汁に。鶏そぼろに適度に醤油生姜味が染みていたこともあって、味付けは顆粒鶏ガラスープと塩をふったくらい。
そして何より美味しかったのがとうもろこしご飯♪
先月号の『きょうの料理』は塩麹ブーム再燃、ということか、塩麹のプチ特集が組まれていて、その中に掲載されていたレシピだった。
いつもの水加減で米2合と水を釜に入れ、そこに塩麹大さじ2ととうもろこし1本分のほぐし実(レシピでは生だったけれど、今回は既に茹でてあったのをほぐして入れた)を加えて炊きあげる。蒸らしのタイミングで茹でて鞘から出した枝豆入れて、最後に混ぜればできあがり。
とうもろこしご飯を作ったのは今回が初めてではなかったものの、美味しさは今回がダントツだった。とうもろこし自体美味しいものを使っていたせいもあるかと思うけれど、多分この旨味は塩麹効果だったと思う。適度な塩気と丸い旨味が加わったとうもろこしご飯はたいそう美味しくて、私も息子もご飯をおかわりしたのだった。
というわけで、さして肉っ気はなかった(今日の夕飯は2人分で計100gも肉を使ってなかったと思う……)のにたいそうな御馳走感があった今日の夕御飯。
「肉が出てれば御馳走」というわけではないんだなぁ、なんて改めて思ったのだった。