2012年7月16日月曜日

和牛を煮ました

「Johan」のコーンパン
「アンデルセン」のコーンブレッド
ソルトポーク入りスクランブルエッグ
アイスカフェオレ
「この……しょっぱい肉は、節約なの?」
と息子に言われてしまった本日月曜日、連休最終日の朝御飯。
 
「えー?……まぁ、ソルトポークはベーコン買うより安く作れるけどさ」
でも添加物なしよ?このしょっぱさ含めてけっこう美味しくない?と言ったのだけれど、息子はどうやらベーコンの方がお好みらしい。
 
そんなソルトポーク入りのスクランブルエッグ(でもソルトポークの量は控えめだから卵自体がしょっぱいということもないんだけど)を用意して、あとは「コーン入りのパン」を2種類。
 
定番「Johan」のコーンパンと、「アンデルセン」で買ったコーンブレッド。皮がほんのりパリッとして心地よいところとか、ホールコーンの美味しさがしっかりわかるのはコーンパンの方だけど、みっちりと詰まった感じのあるコーンブレッドも噛むごとに味わいがあって私は好き。コーン乗ってる総菜パンも好きだから、要するに私はコーン入りならなんでもウェルカムだということらしい。
 
息子は弁当持参で一日部活、休日ではあるけれど我が家は平日とあんまり変わらない感覚の一日。
 
食材はあるから買い物に行く必要もないし……と,一日のんびり。返却期限が迫っている図書館から借りたレシピ本、返却前にレシピを控えておかなくちゃ!と、自作レシピデータベースに入力作業をしてみたりした。
 
今は保存食に関する本を集中的に借りていて、データベースに果実酒のレシピが続々と増殖中の今日この頃。
レタスのサラダ
牛肉の赤ワイン煮込み
羽釜御飯
みかんチェッロの白ワイン割り
この蒸し暑い季節に煮込み料理は避けたいところだけれど、数日前に買ってしまった半額シールつきの煮込み用の和牛カット肉。美味しそうな肉だなー煮るか!煮てしまうか!と、買ってきてみた。
 
とはいえ、煮込み時間はなるべく短めにしたい(コンロ使うと室温が上がる……)ところなので、圧力鍋で調理することに。「牛肉の赤ワイン煮込み」を作ってみることにした。圧力鍋のレシピ本に載っていたその料理、著者は枝元なほみさん。
 
事前に牛肉と野菜(セロリ、玉ねぎ、人参)をワインだれに漬け込んでおく。赤ワインに蜂蜜や塩胡椒、ローリエなどを加えたもので、これを汁ごと圧力鍋に入れたらトマト缶1缶加えて30分弱煮込むだけ。圧を抜いてから最後にバター1かけ落として塩胡椒で調味する。
 
香味野菜を細かく刻む必要もなく、圧をかける前にアク取りしようと思ったのにさほどアクも出ず、漬け込む時間を除けばごく短時間で調理できるのにかなりちゃんとした「ビーフシチュー」が煮上がった。レシピ通りに、ごろごろと大きく切った人参が良い感じ。
 
彩りも欲しいなと、別茹でにしておいたさやいんげんも添えて、あとはベーコンビッツとローステッドオニオンを添えたシーザーサラダドレッシングのレタスのサラダ。
 
喉が渇いてお酒も美味しい気候なので、冷蔵庫入れっぱなしで風味が落ちつつある白ワインを飲み干してしまうことに。風味づけにちらっと自家製みかんチェッロを落としたら、「ヘビーなサングリア」みたいな感じになって面白い感じになった。甘さと柑橘の香りがついて、しかもアルコール度数は増しているという危険な飲み物に……。
 
「このシチュー、旨いね」
「これさ、明らかに"御飯入れて食べたら旨い"って味だよね」
「……だね~」
 
と、「家飯」なのを良いことに、最後は2人してメインディッシュに御飯を投入。外食ではそうそうできないお行儀の悪い食べ方だけれど、はちみつの甘さをほのかに感じるワイン&トマトのスープはハヤシライスに似た感じ。たいそう美味しかった。