2012年7月14日土曜日

ロシア料理&ジャンクショー

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「アンデルセン」のミルクフランス
ヨーグルト(牧場の朝 ストロベリー)
アイスカフェオレ
今週末は心踊る3連休♪……なのだけれど、3日中2日が弁当持参の部活予定の息子。中日の日曜も「友達と遊ぶからー」とのことで、もとより「息子と母ちゃんでどこかにおでかけ」という感じでもないお年頃なのだった。
 
まぁ、私は私で楽しくやらせてもらいますから~と、とりあえず早起きして弁当の支度。昨日は金曜でお肉屋特売の日、覗きに行ったら巨大なロースカツが1枚200円以下だったので、問答無用で「カツ丼」ということに。どんぶり型弁当箱にカツ丼作って、水菜のおひたしとアメリカンチェリーを別添で。
 
弁当作りもあったので「温めたりせず食べられる朝御飯」をと、朝食に用意したのは最近頻度が高めになりつつある「ミルクフランス」。いつ食べても美味しいミルクフランスだけど、でもこの蒸し暑い季節にはそろそろくどく感じられてきたような気もする。冷や汁の朝御飯とか食べたいな。……そろそろ仕込むかな……。
 
そして息子を見送って、私は外出の準備。
 
数週間前に、たまたま開催を知った「ジャンクショー」なるイベントに、行ってみることにした。場所は皇居近くの科学技術館。技術館の建物内でのイベントだけれど館が主催のイベントというわけではなく、技術館入り口脇のホールで開催されるのであるらしい。入場料は1000円。
 
「1950年代を中心としたモダーンアンティークショー」だそうで、欧米のレトロな雑貨や衣類食器ぬいぐるみ等々の蚤の市だ。私の目当ては「ファイヤーキング」。数年前にかなりハマッて、ぽちぽちとマグや小皿を1点ずつ集めていたけれど、安いものではないのでここしばらく購入を自重していた。でも相変わらず大好きな事には変わりなくて、平日の一人のお茶の時間にマグカップを出して使ったりしている。
 
地方のお店なども出店するみたいだし、お値打ち品が色々あるみたい。ファイヤーキングの専門店、ネットショップなどはどこも似たりよったりの「良いお値段」なので、お買い得品があると嬉しいなぁと、楽しみに足を運んでみたのだった。
 
「ジャンクショー」にて。ファイヤーキング以外にも、レトロなグラスや雑貨が色々あります。 開場時間11時の数分前に会場に到着すると、既に100人以上の行列が。
 
でもすんなり入場できて、広い会場は大混雑というほどでもなく、あちこちのお店をじっくり眺めることができた。
 
数段の階段と壁で隔てられた3つのホールを使い、2m四方くらいのブースが50~60ほど出店しているといった状況。
 
「ジャンクショー」、可愛いものがたくさんで財布の紐もゆるみがち…… ファイヤーキングが好きだけど、そしてアメリカンな文化も大好きだけど、でも我が家のインテリアは基本的には「アジアン」だからなぁ……これがうちの部屋にあっても浮くかなぁ……と自重しつつも、心惹かれる雑貨がたくさん。
 
下北沢あたりにありそうな、おもちゃ箱ひっくり返したみたいな雑貨店がこれでもかと体育館に詰まってる……、そんな感じの光景が広がっていた。
 
「ジャンクショー」にて、あったあったよファイヤーキング! 私のお目当てのファイヤーキングは、専門に扱う店が10店舗弱ほど、それ以外にも「ファイヤーキングも置いてます」的な店も含めると半数以上のショップで見付けることができた。
 
ああ、なんて壮観な品揃え!
 
中には、「B級品です」と、ものっすごく無造作にコンテナにマグカップを山と詰め込んで「1つ1000円」なんて値札をつけているお店も。そんな無造作な扱いのファイヤーキング初めて見たわ、と、軽くびっくりした(で、それほどにはボロボロなカップというわけじゃないのよ、これが……)。
 
「ジェダイ」と言われる、ファイヤーキングを代表するこの翡翠色の食器も好きだけれど、私が一番好きなのは「ブルーモザイク」という名のシリーズ。青くスプレーを吹いたようなモザイク模様が特徴の、キュートな食器だ。
 
今回のお目当てはこれだったので、いくつかのお店を眺めて、まずはアメリカ人の兄さんが店番をしていたお店でスナックセット(楕円の皿とカップのセット)を購入。
 
既に2セット持っているこのセット、「我が家は3人家族なのだからもう1セットいずれ買いたいな」とずっと思っていた。
「……あ、スナックセット発見」
と立ち止まったところですかさず兄さんに流暢な日本語で、
「安くするヨ!すっごく安くするヨ!」
本当は8400円だけどネ、4500円でイイヨ!……と話しかけられる。
 
いやいや8400円はちょっと高い値付けじゃないかなぁ、モザイク模様がちょっとかすれてるもん、デッドストックじゃなくて誰かが一度は(多分一度ならず)使った感じだからもうちょっと安いはず……と思いつつ、それでも4500円はけっこう安い。
 
「うーん……4500円か……ちょっと取り置いてくれますか?」
と、スナックセットをキープさせてもらってから改めて棚を物色し、綺麗なキンバリー(こんな、菱形の鱗みたいな模様つきのがキンバリー)のボウルを見つけた。あ、これもちょっと欲しいかも。
 
……で、そのボウルも丹念に検分して、
「ここにインクのかすれがあるんですけど、これもちょっと安くなりますか?……ていうか、2つ買うから5000円にしとかない?」
とダメもとで言ってみたら「いいよー」と。いいんかい!(ちなみにボウルには2000円の値札がついてた)
 
もしかしてもっと値切れたのかなぁ、と思いつつ、5000円でスナックセットとサラダボウルが買えたのだった。これはなかなかお値打ちかも。
 
その後、別のショップで、こちらは値切らずブルーモザイクのデザートボウルを1個2100円で3つ購入。こちらもおそらくはデッドストックものではなく使用済の中古品。でも充分綺麗なものだったし、普段使いには問題なし……と、良いお買い物ができた。これも状態が良いと1点4000円くらいするお店が多いから、良心的なお値段だったのではないかなと。
 
これが今日の戦利品♪ というわけで、帰宅後に撮影した、これが今日の戦利品。
 
今日のイベント、ファイヤーキングのアイテムとしてはとにかくマグカップの品揃えが多くて、「あ、これ可愛い」と思うのもたくさんあったのだけれど、収納場所を考えて自重。
 
本当に欲しいなと思ったものだけを買ってきた感じになった。
 
次は12月にまたこの同じ場所で開催とのこと。お金貯めておいて、また来ようかなー、と思うのだった。ジェダイのコンパートメントプレートなんかも、かーわいいんだよねぇ……。
COREDO室町 「レストラン ろしあ亭」にて
 牛タンのクリーム煮セット \880
 ピロシキ \250
 生ビール \530
で、竹橋から東西線に乗って帰路につく途中でお昼御飯。
 
「東西線は日本橋を通るのよね……」
日本橋から銀座線で三越前行って、あの界隈でお昼御飯にしてデパ地下覗いてから帰ろうかな!と思い立ち、「そういえばコレドにロシア料理屋があったはず」と思い出して「レストランろしあ亭」に行くことにした。
 
本店は神保町にあるロシア料理のお店らしい。ここ数ヶ月、いや、冬の頃から「ちゃんとしたロシア料理が食べたい」と地味に思い続けていて、このお店の存在もしっかりチェックを入れていたのだった。日本橋だったら乗り換えついでのタイミングとかに寄れるかな、と。
 
ランチセットは800円台からと良心的な内容で、「おすすめ!」と紹介されていたのは「牛タンのクリーム煮セット」。このメインのおかずにライスがついて、更にボルシチとロシアサラダまでついてくる。で、880円。
 
なんだかすっかり腹ぺこで、
「この、単品のピロシキもつけてください。あと生ビールも♪」
などと頼んでしまうのだった。お一人様だというのになんだか豪勢になってしまったランチタイム。
 
で、ほどなくやってきたサラダとボルシチ、そして生ビールが今日一番上の写真。
 
見事にビーツの色合いをしたボルシチは、セットの1品とは思えないほどの具沢山なもの。大きな肉のかけらもごろりと入っていた。シャキシャキと適度に歯ごたえの残るキャベツや玉ねぎが入っていて、ちゃんとサワークリームも添えられている。サラダは、「ビーツ入りのポテトサラダ」という感じ。ほのかに甘くて食べやすい。
 
COREDO室町「ろしあ亭」にて、オススメ料理の牛タンクリーム煮。うまー♪ 最初は「きのこの壺焼き」かストロガノフかを食べる気満々だったのに、「牛タン」の一文字であっさりぐらついてしまった、メインディッシュ。
 
パプリカ、ポテト、ブロッコリーの野菜が盛られ、そして惜しみないたっぷり分量の牛タンがどっさり盛られていた。
 
白いストロガノフに似た風な、強いスパイシー臭や酸味が効いたりなどもしていない味わいの、とてもマイルドで食べやすいもの。
 
しまったー思ったよりボリュームたっぷりだったー……と思いつつも、しっかりピロシキもいただいてしまった私。こちらも揚げたて、中までアッツアツの、「そうそう私、こういうピロシキが食べたいと思っていたの!」という理想の存在感だった。
 
このお店のピロシキには春雨はなし。ほんの少しゆで卵らしきかけらが見えたのだけれど、ほんの少量だったからそれは光の加減だったのかな?挽き肉と玉ねぎたっぷりという感じ。
 
揚げたて熱々、中までしっかり温かな、香ばしくて美味しいピロシキだった。
もうずいぶん長いこと、「おいしいピロシキとボルシチが食べたーい」と思っていたところだったので、何よりな感じのお昼御飯。
 
全部がちゃんと美味しくて(ビールも美味しくて!)幸せなランチタイムだった。
「Pizza Hut」の
 よくばり4
 バクチキ
ビール(プレミアムモルツ)
今日明日は地元の神社のお祭り。
 
いつもは静かな我が町も、毎年この2日間は他の街からも人々がやってくる、なかなかの賑わいをみせる大きなお祭りだ。当然ながら、屋台なんかもたくさん出る。
 
「友達と、一緒に行こうってことになった!」
と、夕方部活を終えて帰ってきた息子がそのまますっ飛んでいく勢いで出かけたので、「こりゃ、相当買い食いして帰ってくるかもなぁ……」と、特に夕飯の支度はせずにいた。まぁ、お祭りだし……帰るのが7時をちょっと過ぎるくらいまではいいよと送り出したものの、何かと金欠気味な中学生、買い食いするとしても「5人でたこ焼き1粒と半分ずつ食べる」とかそんな感じになるんだろうなと。
 
で、6時過ぎくらいに帰ってきた息子、
「かき氷と-、ラムネとー、フランクフルトとー、あと他にもいろいろ食べた!」
だそうだけど、
「でも夕飯は普通に食べる!」
だそう。
 
私はといえば、「ビール飲みたいけど、それ以外のやる気がない~」という状況で、
「もういいや、やる気がないまま、夕飯はピザとって食べちゃおう!」
ということになった。神社の参道沿いの商店で、総菜なんかも売っていたりするから、唐揚げでも買ってきてもらえば良かったかなぁ……なんて思いつつ。
 
各ピザ店のおすすめ商品を見比べて、息子が「これがいいな」と指さしたのがピザハットの「よくばり4」というクォーターもの。「特うまプルコギ」「とろけるカマンベール」「ポテマヨソーセージ」「チーズ&チーズ」だそうで、確かに息子が好みそうなものばかり。
 
「プルコギかぁ……お母さん的にはテリヤキチキンの方がウェルカムなんだけど」
まぁいっか、と、セットメニューの「バクチキ」(辛口鶏手羽元揚げ)つきのにして、早めに入浴も済ませた後でのだらだら夕御飯にした。
 
「おお……なんか、ミミのところにソーセージだのチーズだの乗ってるね」
どうやらデフォルトで「チーズ&ソーセージクラスト」なるピザだったらしく、フチが1切れずつ交互にソーセージとチーズで飾られ、賑やかなことになっている。トッピングも肉だチーズだソーセージだポテトだとボリュームのあるものばかりで、「いかにも宅配ピザっていう感じね」と久しぶりの宅配ピザを美味しくいただいた。
 
それにしても、昼といい夜といい、この季節、ビールが美味しすぎていけません……。むっしあつい夜にビアガーデンとか、行きたいなあぁぁぁ。