抜歯対応あんかけ飯。

「がもう」のうどん(ひやひや)
野菜かき揚げ・ちくわ天
麦茶

今日は歯医者で親不知を抜くだんな。午前中に抜くそうで、「じゃあ昼御飯は食べられないねー……朝がっつり食べていくと良いよ」と、天ぷらとさぬきうどんを支度した。
「朝９時に起きたら、がもうのうどん食べられるよ。ていうか起きなきゃ食べられないよ？」
と息子に伝えたら、「がもうなら、起きる」と、夏休み終盤の息子も起きてきて、久しぶりの３人揃っての朝御飯。
 
新宿「麺通団」の店頭で売られていたので買ってきた、「がもう」のうどん。２人前のうどんが１袋になっていて、１箱４人前。ストレートだしは１人前ずつ４パック。もちろん全部茹でて、４人分の麺を３人で分けて食べた。だんなは大盛りで。
 
天ぷらはスーパーで買ってきた野菜かき揚げとちくわ天。
 
つい先日、幕張イオンモールの「竹清」で食べてきたところだけれど、だしの美味しさは「がもう」の方が上だなと。麺も、常温保存可能な、お店で食べるものとは別のものだけど、それでもやっぱりすんごく美味しいのだった。あー美味しいね、やっぱり美味しいね、と、皆でずるずる。
 
ちょうど数日前に「ファンなら一度は食べたい！「水曜どうでしょう」が絶賛した四国のうどん屋5選」というネット記事を読んだのだけれど、「えー、がもうも山内も谷米も入ってないんだ？」とちょっと驚いていたところ。
 
私の中での最高のさぬきうどんルートは、朝一で「山内」からの「三嶋製麺所」からの「谷川米穀店」。「山越」も「がもう」も良いけどお客集まりすぎて並びすぎるのが（谷米も並ぶけど……）苦しすぎる。竹清も、あんなに並ばなきゃいけないなら、もういいや……という印象。あ、でも「はりや」は並んでも食べたいです。そして、さらっと食べるには「まえば」がいい。色々な意味で（麺とだしの美味しさもさることながら、店広いとか行きやすいとか天ぷらの種類豊富とか）「まえば」最高……と、そんなことを考えていたら猛烈に香川に行きたくなってきた私。

キャベツと豚ひきのあんかけ御飯
舞茸とごぼう、鶏肉の吸い物
アイスウーロン茶

めでたく(?)だんなの歯も抜けて、朝が重めだったからお昼御飯は私もスルー。
 
午後には家族揃って、無料で参加できた「リアル脱出ゲーム×ニンテンドー3DS　超破壊計画からの脱出」に挑戦してみたりした。割合と、難易度低め？残り時間30分ほど残してさらっとクリア。続きも気になるけど、次からは１話（１回）450円だそうで……300円ならやるんだけどなぁと、悩ましい……。ゲームとして、楽しくできたものだったけど（しかも随所にSCRAPらしいネタがあってSCRAPファンには嬉しい仕様だったけど）
 
前回の抜歯同様、今回も上の歯だったから、だんなは案外ダメージ無く、「夕飯は普通に食えそう～」とのこと。でもさすがに「噛み切る系」のおかずは止めておこうと、食べやすさを考慮してあんかけ御飯にしてみた。
 
参考にした元レシピは「白菜とひき肉のあんかけご飯」だったのだけれど、キャベツが手元にあったので白菜をキャベツで代用。ついでに使いさしの人参とエリンギも使った。味付けは生姜を効かせた醤油味醂の和風味。
 
だんなが痛み止め服用中なのでお酒は控え、ウーロン茶傍らに、あとは我が家定番の和風吸い物を支度した。
 
ささがきごぼうと、鶏もも肉と舞茸、豆腐の吸い物。きりたんぽ風具材の組み合わせだけれど、仕上げに散らすのは芹ではなくて三つ葉。舞茸は生のまま入れると汁の色が悪くなるし、鶏肉は鶏臭さが出すぎるから、この２つは湯通ししてからだしで煮た。
 
吸い物の具、小さく切って来ようか？だいじょぶ？と聞けば「だいじょぶー」だそうで、だんな、ぺろりと完食。
上顎の親不知の抜歯って、そんなに簡単なんだ……と、大学病院で下側の親不知を抜いて１週間以上大変な思いをした私は「いいなぁ……」と思ったのだった。そんなに簡単に済むなら、右上に１本残った親不知、とっとと抜いて来ようかしら。