※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「セントレジスホテル大阪」内「Rue D'or」にて
ブッフェコーナーからいろいろ
本日のスープ
シグネチャーオムレツ フォレスティエール
フレンチトースト
イングリッシュブレックファーストティー
ブッフェコーナーからいろいろ
本日のスープ
シグネチャーオムレツ フォレスティエール
フレンチトースト
イングリッシュブレックファーストティー

レストランも、ロビーフロアのイタリアンレストランで。
今回は、1階のフレンチビストロRue D'or (ルドール)」で、ブッフェスタイルも加わって、自由度がとても高くなっていて。

上階はコースメニューのみが提供されるフレンチダイニング、平日ランチは2900円からあるそうで。

エッグベネディクトセレクション、シグネチャーオムレツセレクション、クラシックエッグセレクションからなる卵料理が選べて、更に好みでいただける"サプリメントディッシュ"があるのも健在で。
"バナナキャラメリゼ"とか"パイナップルコンポート"といった説明からしておいしそうで、だんなはワッフル、私はフレンチトーストをつけることにして。
しかも"今日のスープ"は冷製オニオンスープ。
これも絶対おいしいよね……!と、オムレツは、マッシュルーム・ベーコン・ハーブ・トリュフペーストという組み合わせの"フォレスティエール"にすることにしたら、さて、ブッフェコーナーではどのくらい持ってくれば食べきれる量になるのかなというのが気になるところで。

バタークロワッサン、セントレジストースト、グリテンフリートースト、ミッシュブレッド、イチジクブレッド、アーモンドクロワッサン、パン・オ・レーズン、レーズンブレッド、バナナケーキ、パン・オ・レ、マンゴーデニッシュ、シナモンロール、という感じだったかな。
シリアルバーにサラダバー、ジャムも大きな瓶にスプーンが差してあるという、コロナ禍以前にあった風なスタイルに戻っていて、種類豊富に6種類+はちみつ。

チーズ、ブッフェでこんなに巨大な塊が置かれている様は他ではあまり見ないものだから、新鮮な驚きが。
クリームチーズ、サムソー、コンテ、チェダー、ブリー、カマンベールという品揃えの中、コンテとブリーを貰ってきた。
生ハム、チキンハム、ビーフパストラミ、モルタデッラ、スモークサーモンと、コールドミートの品揃えも魅力的。

サラダのトッピングにフライドガーリック、クリスピーベーコン、フライドオニオン、クルトンと色々あったので、カリカリ食感好きな私は色々かけてきた。

卵料理にはもれなくポークソーセージ、ベーコン、ポテト、ブロッコリー、マッシュルーム、トマトが添えられているそうで、ポテトはドフィノワみたいな手の込んだもの。
濃厚で風味豊かなオムレツ、トリュフもしっかり香ってた。

もう色々美しいし、美しい以上においしいし。
スープはしっかり冷えていて、そしてとろとろに火の入った玉ねぎが、これ、1人分で2玉くらい使われているんじゃなかろうかという濃厚さ。
朝からこのレベルのスープをいただいて良いんでしょうか……と思いたくなる幸福感に包まれた。
本気で「スープのおかわりください」と言おうと思ったのだけど、でもパンも食べたいんだ……と、マンゴーデニッシュとバタークロワッサンを食べることにして。
フレンチトーストはほのかにシナモンの香り。自家製のパイナップルコンポートがジューシーで甘酸っぱくて、とってもお似合いだった。

最近、神奈川や千葉でもドラゴンフルーツが栽培されているのだそうで、
「おいしいのかな……おいしかった記憶がいまいちないんだけどな……」
と持ってきてみたら、こればかりは記憶通りの味だった。
もさもさと、どこかお芋っぽい口当たりもする、うすら甘い不思議な果物……。
パイナップルが幸せに甘くておいしかった。
そして瓶入りヨーグルトは、これ、ヨーグルッペやスコールで有名な「デーリィ南日本酪農協同株式会社」の"牧場の瓶ヨーグルト"。
福岡あまおう苺、宮崎ひゅうが夏があって、ノンホモ製法特有のクリーム層があるタイプ。なにこれおいしい……て思いながらおいしくいただいたヨーグルトは、後で調べたら1個200円ほどもする、なかなかの高級品だった。
もう、何から何まで隙が無い。
相変わらずすごかった、セントレジス朝食。

円盤形のカプセルは業務用ネスプレッソ専用のものらしく、バニラやキャラメルなど、選択肢が7つほどもあるし、カプチーノなども淹れることができて。
でも昨日コンビニで牛乳を買ってきてしまっていたので、ブラックで淹れてお部屋でアイスカフェオレにして楽しんだ。
私とだんなの中では、セントレジスとリッツカールトンはちょっと背伸びが必要な高級ホテルなものだから、"セントレジスパイセン"、"リッツパイセン"なんて呼んでいるのだけれど、さすがのセントレジスパイセン、本当に居心地が良いのだった。
梅田から歩いて行けはしないけれど、地下鉄駅からすぐだから、立地も便利。
セントレジス大阪はまことに良いホテル……。
「徳島ラーメン東大」にて
徳島ラーメン ミニ \580
で、今日明日は京都。徳島ラーメン ミニ \580
今夜は居酒屋予定(予約済)、そして朝はかなりしっかり食べてしまったものだから、「軽くでいいね……」と。
京都の駅ビルに「京都拉麺小路」なるラーメンスポットがあるからどう?とだんなに言われて「いいよー」と答え、どこかお目当てがあるのと聞けば徳島ラーメンが気になっていたとのことで、「いいよー」と答え。

戦後の屋台で出されていた白濁系スープのラーメンがルーツとされていて、豚骨醤油の「茶系」、鶏ガラや野菜なども使用したマイルドな「黄系」、あっさりテイストの「白系」の3系統があるのだとか。
豚バラ肉の甘辛煮と生卵が乗るのが特徴なのであるらしく。

卓上にはこんな感じに雑に生卵が置かれていて、その気になれば2個入れとかも可能な風で。
卵の奥に見えるのはもやしかな?入れれば良かった。

割としっかりめのとんこつ醤油スープに、甘辛豚バラが乗るのは、けっこう味が強くなるものの、トッピングのもやしや葱がそのこってり感をいくらか軽くしてくれて。
大ぶりのメンマもちゃんとおいしかった。

左の写真が通常サイズの徳島ラーメン。
葱と卵のシンプルな炒飯はちょっとしょっぱめで、正直言えば、地元の「餃子の王将」の方がチャーハンは炒飯はおいしかったかな……と。
うん、でも、初めての徳島ラーメン、おいしかった。
食後は京都駅周辺で"のびねこ"探しをして、"まこーと"、"京てまりあーめ"、"まっちゃー"、"やつはーし"、"まっちゃそふーと"、そして奈良の"しかいーぬ"を発見。
のびねこじゃなく、全員犬だったのが残念だったのだけども、仕方なし。
あとは、伊勢丹に期間限定出店していた奈良「GINSETSU NO SATO」のクッキー缶を買い、錦市場「津之喜酒舗」で日本酒を買い。
前回買ってとってもおいしかった、伏見の齊藤酒造、英勲の"真向 純米吟醸原酒 生"の一升瓶を買ってきた。
うーん、今回の旅行で日本酒7本か……けっこう(けっこう、どころじゃなく)買ってしまったね……。
「ウェスティン都ホテル京都」 ウェスティンクラブにて
アフタヌーンティーメニューいろいろ
そして今日のお宿は、京都の常宿、「ウェスティン都ホテル京都」。アフタヌーンティーメニューいろいろ

このホテルは宿泊すればもれなく大浴場(しかも温泉)の利用と朝食が無料でついてくるのだけど、プラチナランクの恩恵で、ウェルカムギフトと、クラブラウンジのアクセス権も貰うことができた。やったー。

ちなみに大浴場のシャンプー等のアメニティはSOTHYS、客室のはウェスティンオリジナルのWHITE TEAシリーズ。
WHITE TEAはシャンプーがけっこうキシキシするタイプなので私はあんまり好きではなく……そういう意味でも、専用エレベーターでせっせと大浴場に通ってしまうのだった。

伏見の"神聖"、生貯蔵酒 300ml。実売価格は400円くらい?それと、おいしそうな野菜チップと。
果たして滞在中飲めるタイミングがあるんだろうかと思ってしまいつつ、結局お酒は持って帰ることに。野菜チップもビニールにくるんで持って帰ることにした。
折しもこの週末は、現在首位の阪神タイガースとそれを追う2位の広島が甲子園直接対決。
「一応チケット見たけど席なんて全然無かったから……」と、だんなは、それはそれで楽しそうに部屋のテレビで野球観戦の今日の午後。
なんでも3戦連勝したらマジックが7も減ってしまうのだとかで、だんなのテンションも情緒も大変な感じらしく。
今日もなかなか暑いし、特段出かけたいところはないし……と私も部屋でのんびりしつつ、でもラウンジのアフタヌーンティータイムにはちょこっとお邪魔してきた。

ソフトドリンクも色々あったけれど、奥の一角、金に輝く豪華なコーヒーマシンがあって。
アペックス社の"M-one cafe Coffee System"というものだそうで、1杯ごと、豆を挽くところから淹れてくれるマシンなんですって。
それでアイスカフェラテを作って飲むことにして、お菓子もいろいろ.。
青林檎とマスカットのジュレ、チーズケーキ、マンゴーとココナッツケーキ。他の生菓子系はおはぎ、くず抹茶、フルーツカクテルと豆乳ヨーグルトといったところ。
他は乾きもので、ヴァローナのチョコタブレット、京都 鳴海屋のあられ(七味サラダ)、京都 宮田製菓本舗のちょこ煎あたり。
関西のスーパー等で購入可能らしい"ちょこ煎"が、和風チョコフレークという感じでびっくりするほどおいしかった。
買いたいなあと、以降、京都駅の土産物屋さんを見て歩いたのだけれど残念ながら発見には至らなかったなー。
京都「神馬」にて
造り盛合せ(4種) \1540
だし巻き \440
かもロース \1100
鶏肝 しぐれ煮 値段失念
角煮 \990
鯖寿司 2×\330
生ビール(アサヒマルエフ) 2×\660
清酒(灘の六種ブレンド)一合 3×\605
そしてめでたく阪神が勝利したのが夕方5時頃。造り盛合せ(4種) \1540
だし巻き \440
かもロース \1100
鶏肝 しぐれ煮 値段失念
角煮 \990
鯖寿司 2×\330
生ビール(アサヒマルエフ) 2×\660
清酒(灘の六種ブレンド)一合 3×\605
「ヒーローインタビュー見てからで良いんじゃない?」
なんて言っていたのだけど、5時15分くらいになって、そろそろ行かねばと宿を出た。
電車で二条駅まで行って、そこからてくてく歩いて1.6km。
バスに乗ればもっと楽だったのだろうけど、バスは難しくて……と、目指したのが昭和9年創業の居酒屋「神馬(しんめ)」さん。
前回の京都でも来ようとしたけれど1週間前では全然予約が取れなくて、今回はホテルのコンシェルジュ経由で予約を入れてもらったのだった。
カウンター席で18時からならと、メールでお願いしたその翌日には返事が来て、ホテル経由の予約だとキャンセルフィーが5000円必要とのこと。
それで良いですとお返事したら、おすすめ料理は鴨ロースと鯖寿司です、と、そんなことまで教えてくださった。
宿の到着時には、印刷された予約内容のレターまで。
ご依頼いただいておりましたお手配が、下記の通り整っておりますのでご確認頂けますようお願い致します。
(中略)
京都でのご滞在が思い出に残るものになる様、従業員一同、心よりお祈り申し上げます。
どうぞごゆっくりとご滞在をお楽しみくださいませ。
ですって。すごい。完璧。

蔵かな?という佇まいの建物、入ればすぐにコの字型のカウンター。
小さな太鼓端の向こうには古めかしい大テーブルがあって、客席数は30というところ?
これは確かに予約を取るのも大変だ……と納得の小さめなお店で、なのにメニューの充実ぶりが凄まじかった。

飲み物は日本酒が20種類くらいはあるし、生ビールはアサヒマルエフ、瓶ビールは赤星にキリンクラシックとツボをおさえていて、そしてカウンター奥には自家製らしきレモンチューハイや赤しそチューハイ用の仕込みリキュールも。

もうこれ、席について5分でおいしいのが解ってしまう光景。最高か。
イカのワタ和えっぽいの(塩辛ではなく)と、枝豆、魚卵の寒天寄せ的テリーヌ的何か、いわしの南蛮漬(?)、万願寺唐辛子の焼き浸し、そんな感じ。
しっかり手がかかっていて、どれも素晴らしくおいしくて。
メニューの品揃えにもひたすら圧倒されるし、これはもう何を食べてもおいしい気しかしないし。で、色々いただいてみた。

これは日本酒だねとリストを見れば"清酒 灘の六種ブレンド"なるものが。
お燗か常温でいただくこのお酒、1合は605円、2合は1210円。
男の隠れ家デジタルの記事によると、
現店長の祖母にあたる初代店主が、どの銘柄も同じだけ売ってあげたいとの思いで6つの銘柄全てを壺にあけ、量り売りしたことに始まったメニューで、現在では店を代表する日本酒となっている。
辛口が主流の灘の酒であるが、ブレンドして温めることで優しい口当たりに変化する。
ですって。記事の写真を見ると、菊正宗・白雪・白鹿・剣菱・大関・日本盛という組み合わせらしく、ぶっちゃけ、1本ずつだとそれほどには興味の沸かないお酒が、合わせると絶妙に飲みやすいし、ちゃんとおいしい。なんだこれおいしい。

綺麗に巻きすで整えられたふわっと温かな玉子焼きに、かもロースに添えられてきたソースが、なんだか洋風っぽい味で。
鴨の焼き汁を使っているのかな?という風な、こっくり濃厚さがあるたれで、これが絶妙に良い味わいだった。
全体、それほど淡い味付けではなく、お酒が進む頃合いな塩梅で、関東の民の私たちも、どれひとつ"物足りないなあ"ということもなく。

このあたりもさほど待たずにすぐやってきた。
写真がいまいちな感じで申し訳ないのだけれど、この肝煮が臭みがなくて、生姜がほどよく効いていて、レバーとハツの両方が煮られていて、めっちゃめちゃおいしかった。
この1品で酒が永遠に飲めてしまいそうなくらい。

煮崩れても良し、という勢いで豚バラがほろんほろんに煮込まれていて、かわいらしいサイズのミニオクラが2つ乗っていて。
こちらも文句なしにおいしかったのだけど、「だんなちゃんは角煮いっぱい食べていいよ。私は鶏肝が食べたい」と取引しつつ、でもこれもおいしくいただいた。
そしてシメにこの店名物の鯖寿司(今日の一番上の写真)を。
とても肉厚な鯖は酢締めの酸味も柔らかく、酢飯もとても優しい味。
白板昆布が巻かれた鯖寿司で、そしてガリまで良い味で。
「ガリまでおいしいとか、ほんと、ずるい……」
嫌いな要素がいっこもない……となりながら、お会計は10940円。
ちなみにトイレは一度屋外に出たところに扉があって、坪庭に面したところに男性小用1個と男女兼用洋式が1つ。そういう造りも、とっても古い(あ、でもトイレそのものはとってもきれい)。
店頭や店内にはテイクアウトメニューやランチの案内もあって、4人くらいで食べられそうな大きなオードブルセットが6600円、日替弁当1980円、海鮮丼1760円、豚角煮丼990円、などと。
「いいなあ……」と思いつつ、帰りはタクシー呼んでホテルに帰還。
「ウェスティン都ホテル京都」 ウェスティンクラブにて
コーディアル&デザートタイム いろいろ
ホテルのクラブラウンジは、17:00-19:00がイブニングカクテル、19:00-21:00がコーディアル&デザートタイムで、この時間中にアルコールが提供されているとのことで。コーディアル&デザートタイム いろいろ
そういえばデザートは食べてなかったよねと、ホテルに着いたその足でラウンジに寄ってから部屋に帰った。

フルーツカクテル、チーズとドライフルーツ、チョコレート。
だんなはコロナビールを貰ってた。
そして部屋に戻っていくらかしてから大浴場に向かったのだけれど、受付で「ただいま混み合っておりまして」と言われた割には、浴室はそれほどの混雑ではなくて。
半露天風呂に半分浸かっていられるようになっているデッキチェア(これが最高に気持ちいい……)も空いてたし、お気に入りのジェットバスも空いてたし。
SOTHYSのコンディショナーは文句なしの品質だし、利用者が多い割には掃除も行き届いているし、リゾートホテルでもないのに居心地の良いホテルでこの規模の大浴場が使えるというのは、本当にありがたくて。
部屋に置かれてる館内着とスリッパ姿で、専用エレベーターでぺたぺた行けるというのも素晴らしいなと毎度思うのだった。
京都には魅力的な宿が続々増えているとは聞きはするけれど、ちょっともう浮気できそうにないくらいには、このホテルがお気に入り。