アンチョビとキャベツのオレキエッテ
野菜のポタージュ(市販品)
アイスティー
今日は息子、現地集合現地解散の校外学習の日だそうで、「昼頃集合だけど、でも現地でご飯食べちゃダメだってー」とのこと。野菜のポタージュ(市販品)
アイスティー
じゃあ朝昼兼用で、出かける前に食べて行けばいいんじゃね?ということになって、今日の弁当はだんなの分だけ。
それを見越して昨夜のおかずをまるっと残していたので、作り置きの玉子焼きなども合わせて、適当にあれこれ詰めた。
今朝になってから支度したのは、キャベツとしめじの炒め物くらい。
- チキンソテー トマトと金柑ジャムのソース
- キャベツとしめじのガーリックソルト炒め
- 茹でさやいんげん
- キャロットラペ
- しらすと九条葱の玉子焼き w/青じそ
- りんご
- アイスウーロン茶
鶏は食べやすく細切りにして、炒め物などと共におかず容器にしっかり詰めた。このおかず容器は「「HOTデシュラン 」のもので、炊飯しながら温めるタイプのもの。
「温めて食べること」が前提になるから入れるおかずを選ぶけれど、それもまた工夫の楽しみというもので。キャロットラペなどは温めてはいけないおかずだから、玉子焼き、りんごと共に別容器(こちらはお昼まで職場の冷蔵庫に入れてもらう前提)に詰めた。
健康診断があるからと朝食抜きで出勤しただんなを見送り、私はイオンの「火曜市」で卵を買ってから帰宅して、今度はブランチ作り。
そこそこちゃんとお腹に入れた方が良いんだろうなと、作ったのはパスタ料理。でも朝から肉肉しいものを食べたい気分でもなかったので、あっさりとキャベツとアンチョビ、からすみを使ったオレキエッテにした。
オリーブ油で刻みにんにくと赤唐辛子、アンチョビをしっかり炒めて、オレキエッテと一緒にキャベツも茹でる。
茹で上がったらそれらを合わせ、仕上げにからすみをおろしかければできあがり。
面白いことに「からすみ」は日本や台湾だけではなく、イタリアやスペインでも作られている。イタリアでの呼び方が「ボッタルガ」。というか、そもそものからすみの発祥がギリシャやエジプトに起源があるのだとか。
「まあ、これは日本のからすみなわけですが」
美味しければ良し!と、ざしざし削ってたっぷりかけていただいた。アンチョビの風味とあいまって、全体に魚介の香りが漂う、でもキャベツの甘みを感じるパスタ。オレキエッテのもちもち感を満喫した後は息子を送り出し、私はお仕事。がんばろー。
チーズ(ウエンズリーデイル)
レタスのサラダ
ラムのハーブバター添えアルフォルノ
とうもろこしととうふの冷たいスープ
羽釜御飯
ビール(サッポロ黒ラベル)
さて、手元にはラム肉の残りがまだどっさり1kg以上。レタスのサラダ
ラムのハーブバター添えアルフォルノ
とうもろこしととうふの冷たいスープ
羽釜御飯
ビール(サッポロ黒ラベル)
こってり味の煮込みにするのは勿体ないようなラムなので、「やっぱり"焼き"だな、これは……!」と、ブロックのまま焼くことに。参考にしたのは、田中玉緒さんから教えていただいた「乳飲み仔羊のアル・フォルノ ハーブバター添え」。
元のレシピが1.2kgのかたまり肉を焼くもので、でも今日焼くのは600g強というところ。どうなの?どのくらい焼き時間を短くすればいいの?と悩みつつ、レシピとにらめっこして180℃から190℃に温度を上げつつ、計20分ほどかけて焼き上げてみた。焼いた後は20分ほど、しっかり休ませてからスライス。
レストランでは「中心温度40℃で加熱を止める」というところもあるそうで、だから相当にレアな仕上がりであることが当たり前というか「問題ない」というか。肉汁が絡まるようにと一緒に焼いた新じゃがにも良い感じに火が通ったところで大皿に盛りつけた。添えたのは、ハーブバター。溶かしバターに適当なハーブ(ベランダで育てているのはパセリとバジルとタイムなので、そのあたり)を刻んで加えたもの。
あとは昨日の残りのスープと、今日買ってきたばかりのレタスで作ったサラダと、ビールのおつまみにチーズ。
焼き上がった肉は血が滴ることもなく、我ながら良い感じの焼け具合。「ローストビーフのラム版」といった感じで、うっとりするほど柔らかく、肉汁たっぷりで美味しかった。
羊好きのだんなはもとより、息子まで、
「なんか、すごい上品な味がするー」
とか言いながら食べる食べる。600g以上の塊を焼いたはずなのにあれよあれよと皿の上の肉が減っていって、驚くやら嬉しいやらという感じだった。摘みたてハーブを使ったソースも良かったらしく。
うん、正直、ぶっちゃけ、そのへんのお店の味にも負けないくらいの美味しさだったな、と。肉に添えたハーブバターは、さすがに度胸がなくてボルディエバターは使えなかったけれど、でもカルピスバターを使ってみた次第。
こんな美味しいお肉をお腹いっぱい食べられて(しかもこの肉塊、これで1000円しなかったという幸福)、期せずして「すごい御馳走」感満載だった夕御飯。