2012年2月19日日曜日

上越国際スキー合宿3日目

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
上越国際「ホテルグリーンプラザ上越」内「桃李」にて
 朝食ブッフェ
今日も早く目が覚めたら温泉入るんだー、そしたら風呂上がりに牛乳飲むんだー、と、昨日のうちに紙パック入りの牛乳買っておいたのに、起床は7時ちょっと前。
 
さすがに疲労と寝不足と昨夜の酒盛りの酔いで、良い気分で寝まくってしまった。
 
今朝の、宿の窓からの風景。おおー絶景ー。 でも、今日の窓外の天気はこんな感じの美しさ。
 
ああ、駐車場の林の奥は、こんな絶景が広がっていたのねー……と感動しながらカメラを構えた。
 
雲は多少あるけれど青空がしっかり見えていて、これは良い一日になりそうだ。
 
今日の朝御飯は、昨日と違う会場を選んでの朝食ブッフェ。基本は昨日と同じ感じだったけれど、中華料理のお店だということでか、あんかけの蟹玉風の玉子焼きが用意されていたりした。
 
今日も焼き鯖があったので、「鯖!鯖!」と、今朝は御飯と味噌汁で。
 
サラダにはミックスビーンズをトッピングして、焼き鯖と筑前煮、牛蒡の佃煮、玉子焼き、焼き海苔などなど。御飯コーナーには、売店で売っているふりかけの試供品が並んでいたので、「柿の種入りわさびふりかけ」をかけてみた。
上越国際スキー場「レストランホルン」にて
 ソーセージと冬野菜のポトフ、ホルン風 \780
今日は一日、絶好のスキー日和。雪が溶けまくるほどの暖かさではなく、風も穏やか。
 
連絡リフトですれ違った雪だるま。なにこれかわいい。 昨日、連絡リフトに乗っていて、
「今の見た!?反対のリフトに雪だるま乗ってた!」
と話題騒然になっていた雪だるま、晴れていた今日、改めてすれ違うことができた。
 
「来た!"ゆきだるさん"来た!」
と、めでたく写真撮影成功。
 
片手でピースサインして、頭にはホウキが刺さってモヒカン仕様。背中側にも顔がついていて、なんとも可愛い(そして安定感のある)ゆきだるさん、なのだった。
 
ポトフのお昼御飯。温かで具沢山でした♪ 混雑する前にと、早めに入ったレストランで、ちょっと軽めの昼御飯。
 
山頂へ向かう高速クワッドの乗り場にあるレストランは、早めの時間にも関わらずなかなかの混雑だった。
 
リフトの方も、「こんなに混んでるリフト、久しぶりだね~」というくらい(100人くらい?)の行列ができている。
 
この光景、私たちが学生の頃は「スキー場のリフトなんて、こんな行列はあたりまえ」な風だったのだけれど、本当にスキー人口は減ってきた。ある意味新鮮な光景だ。
 
で、思うところあって、昼御飯は軽めにポトフ1皿を。サンドイッチとのセットや、ライ麦パンを添えたりすることもできたのだけれど、自重しておいた。ビールも自重。
 
もうかなり体に疲労が溜まっていて「こりゃ2時3時までがっつり滑るのは無理だなー早めにリタイアして、ホテルに戻ってラウンジでうだうだすることになるかも」という予感があって、まぁその時にケーキくらい食べるかもしれないし……という思惑。
 
ごろごろ大きなじゃがいもと人参、ブロッコリー。ソーセージにブロックのベーコン、と、あれこれ入ったポトフは、想像以上の具沢山ぶりでほどよくお腹を満たすことができた。上越国際、割と御飯が美味しくて、バラエティーに富んでいて嬉しいな。
上越国際「ホテルグリーンプラザ上越」内「らいらっく」にて
 ビール(Corona) 2×\500
 ミックスナッツ \300
昨日とはうってかわってのこの天気! 天気はますます良くなって、昨日とはうってかわってのこの青空!
 
それでも気温は低めで、肌が出る顔あたりはピリピリ引きつる痛みを感じる冷たい空気なのだった。
 
で、相変わらずの混雑の山頂行きリフトをゆるゆる待って、一同山頂に移動した。
 
当間山山頂付近。うひょー、絶景! うひょー絶景!
 
と、写真撮影を終えていざいざコースへ!と繰り出すも……もう私は体力の限界ですよほほほほ……と、もうフラッフラの私。
 
体力あり余る子供たちと、それにつきあえる成人男性衆と、子供の元気に張り合う成人女性約1名と、数年前にスキーを始めたにも関わらず「皆に遅れずついていくのを目標に!」と、年々恐るべき上達を遂げている成人女性1名と、あとは「疲れたら無理せず休むのよー帰るのよー」の日和成人女性2人組(うち1人が何を隠そう私)。
 
もうダメです君たちのスピードに私はついていけません……と、「とにかく怪我しない、無理しない」を念頭に、自分のペースで最後の滑走を数本満喫して、皆より数本早く、日和組は早々にリタイアしたのだった。
 
吹き抜け天井が美しい、ホテルラウンジ。 皆が戻ってくる前に済ませましょうと、手早く入浴済ませて荷物をまとめて待ち合わせ予定のラウンジへ。
 
首尾良く残りのメンバーが引き上げてきたところで合流できて、じゃあ残りの皆さんもお風呂入ってくると良いよと、私たちはラウンジで一休み。
 
このラウンジでいただくコロナビールは500円。ホテル内の余所のレストランより安いよねと、それを飲み飲み、ミックスナッツをぽりぽりと。ケーキやパンケーキ、パフェなども美味しそうだったけれど、風呂上がりに体が何より欲しているのはビールだったりした。
 
「……みんな、帰ってきませんねぇ……」
「ビール、無くなっちゃうよねぇ……私たち全然飲んでないのにね」
「そうそう、見ているうちに蒸発しちゃうんだよねぇ……」
 
しょうがないよね、蒸発しちゃうんだから、と、最初に戻ってきたうちのだんなと一緒に
「俺もコロナくださーい」
「私たちもお代わりくださーい」
と、引き続きビール飲み。
 
大人のスキー合宿は、こんなにダメダメでも許される。大人万歳。
越後湯沢駅「ぽんしゅ館 雪ん洞」にて
 お通し2品つき 「うまい助」 \1200
 越後もち豚もつ煮 \500
 爆弾おにぎり 越後もち豚角煮 \600
 
越後湯沢駅「ぽんしゅ館 ていすてぃんぐGALLERY 越の室」にて
 利き酒コーナー \450
 
新幹線車内にて
 玉こんにゃく(味噌だれ) \150
 雪んこドーナツ \120
 お茶
ホテルからは無料送迎バスで越後湯沢駅まで25分ほど。
 
ここには「ぽんしゅ館」なる魅惑的なスポットがあるので、新幹線の便の時間に余裕をもたせて、ここで早めの夕御飯&新潟の地酒を堪能しましょという最後の趣向。
 
まずは軽く腹ごしらえしちゃいますかね、と、素敵な御飯メニューが揃っている「雪ん洞」(ゆきんと)に向かった。
 
名物は、南魚沼産コシヒカリを1合分(!)まるめた、「爆弾おにぎり」1個600円前後。
 
1人1個かなぁ、いやいやちょっと重くないですか……?と、結局、このおにぎりを1個、300mlの冷やのお酒とおつまみ2品のセット、そしてもつ煮を頼んで、だんなと分け合うことにした。息子は親子丼を所望。
 
まずはお酒とおつまみ、そしてもつ煮をもぐもぐ。
 
お酒は「高千代 吟醸生原酒 うまい助」。「越後湯沢限定」という文字入りだ。
だんなが先日「この無濾過生が美味しかったよー」と買ってきてくれた「巻機」(まきはた)同様、高千代酒造のお酒で、こちらもコッテリした原酒ならではの深い味と米の香りがとても良い感じだった。美味しいお酒♪
 
唐辛子の辛さを感じるもつ煮も柔らかく美味しく煮えていたし、酒の肴に出てきたタコわさびとぜんまいの煮物も素敵素敵。
 
爆弾おにぎり。でっかいよー! そしてこれが噂の爆弾おにぎり。
 
だんながこれにしよう!と指差したメニューには「越後もち豚角煮」の文字があって、こってり煮られた豚肉が見事なまでに中央に、ぎゅぎゅっと詰め込まれていた。
 
写真でもその巨大さ、迫力さは伝わると思うけれど作り方動画を見ると、その尋常じゃないサイズがより良く分かるかと思う。
 
具は他に、定番の鮭や梅干し、明太子、更に味噌系(ちびきゅう味噌、にしん味噌、ふきのとう味噌などなど)が充実している。
 
「私は4割くらいいただけたらいいよー」
なんて言っていたのに、うっかり美味しくて半分近く(半分以上)食べてしまい、
「しょうがない、新幹線乗る前にもう1個買って行こうか」
と言っていたところ、テイクアウトコーナーはたいそうな混雑で待ち時間30分!とのこと。「1人1個の1合おにぎり」は次回のお楽しみとなったのだった。
 
うっかりたらふく食べちゃって、ほんと申し訳ありません>だんな
 
越後湯沢の利き酒コーナー。ほんと、楽しいです♪ そして食後はお楽しみの利き酒コーナー。
 
今日は大変な混雑だった利き酒コーナー、十数分前には入場制限までされていたくらいだったらしい。こりゃ大変~と、ぎゅうぎゅうしながらそれでもお酒あれこれいただいてきた。
 
専用コインは5枚で500円(クーポン持参で50円引き)、おちょこに注がれる酒量は25mlといったところで、コーナー一画には各地の塩や味噌も置かれている(ついでに冷やしきゅうりも売られているので、それに塩や味噌をつけつつ食べるのも許される)。
 
今回いただいたのは、こんな感じ。
 
小黒酒造 越乃梅里 特別純米 蔵出ししぼりたて新酒
「お薦め銘柄」と紹介されていた冬期限定酒。「お米のジュース」という印象。素敵素敵。
 
竹田酒造店 特別本醸造 越乃かたふね
「女性の方にお薦めの酒」だそう。平仮名の崩した書体のラベルも、どことなく女性向け。日本酒度は-8と、「こってり」はしていないけれど「甘さが舌に残る」感じ。うううーん、私の好みとはちょっと違うかな、という。
 
小黒酒造 越乃梅里 吟醸
「酒好きの方にお薦めの酒」と紹介。最初のしぼりたて新酒が美味しかったので、同じ蔵元の吟醸を。こちらの方が洗練されたバランスの良い味だけれど、最初にいただいた方が味は好みかなー。
 
越後鶴亀 純米
「人気ランキング2位」とのこと。昔のビールのパッケージのようなそのラベルが格好良くて「ジャケ買い」してみた。ぐいぐいっとするする飲める口当たり。冷やや常温で飲むよりお燗つけると美味しい感じ。「おでんとかと一緒に飲みたいお酒かもー」と思いつついただいた。
 
玉川酒造 玉風味原酒 (越後湯沢限定)
で、最後にいただいたのが、最高に美味しかった玉川酒造の原酒。1年の熟成もの。「しぼりたての新酒を一年間熟成させたお酒」なのだそうだ。
「原酒系好きです、こってりして濃厚なのが」と、お酒ソムリエ氏に相談してみたところ、「こちらはいかがでしょう」と。熟成前のお酒も並んでいるので飲み比べてしてみると面白いですよ、と教えていただいた。
 
じゃあ私が最後の1枚で熟成原酒いただいてみるね、じゃあ俺は最後の1枚で「しぼりたて」(玉川酒造 玉川屋しぼりたて)いただいてみるよ、とお互いお猪口に注いで飲み比べ。
 
うん、確かに「元は同じお酒」という香りと味だけれど、一年を経て丸みを帯びた原酒の美味しさは殊更好みな感じだった。美味しい、これは美味しい♪♪♪
 
4合瓶、いや、一升瓶でもいただきたいくらい、と思ったのだけれど、取扱いは「原酒」「しぼりたて」の各180mlの2本セットしか取扱いがないらしい。でも「しぼりたて」も美味しかったから問題ないねと2セット買うことにした。
 
そんな楽しい最後の休憩もあっという間に終わり、最後の最後に改札前の屋台コーナーで玉こんにゃく(と、うっかり気になってしまって丸いドーナツも1個)を購入。
 
「それ、どっから見てもさーたーあんだぎー、だよね?」
「やっぱり?私もそんな感じかなーと思ったのよ」
食べてみて、やっぱりそれはさーたーあんだぎーな味わいで、思わず笑ってしまいながらあっという間の新幹線移動。越後湯沢は東京から遠くないねー(というか、山形ってやっぱり遠いのねー、という)。
 
帰宅は9時前。「寒かったにゃーどこ行ってたにゃー」と怒り甘える猫たちを宥めて懺悔して撫で回して、
「明日になったらろくすっぽ(筋肉痛で)動けなくなるから!」
と、旅行荷物もおおむね綺麗に片づけた。で、明日もなにも、今日この時点でもう体中がバッキバキに痛いわけだけど……。