富里イタリアンに

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「551蓬莱」の豚まん
アイス烏龍茶

今日は天気が良かったら都内の街歩き謎解きにでも行こうかなんて話していたけれど、あいにく天気はいまいちらしく。
 
「じゃあ家でのんびりかな……」
とこたつに入っていたところで、「Cucina Tokionese Cozima」のショップLINEが届いて「今日、営業してます」とのこと。
 
食べに行きたいねーとつい数日前に言っていたこともあって、「え、今日やってるって」「行っちゃおうか」「予約の電話は……開店と同時に着くくらいなら良いかなあ」なんてすごく緩い感じに「行ってしまおう」ということに。
 
朝御飯は、「551蓬莱」の豚まん。
今日も安定の美味しさ。

富里 「Cucina Tokionese Cozima」にて
　シェフにおまかせＡコース \2900
　グラスシャンパン

そうして、津田沼からは車で30分ちょっと。運転役のだんなはお酒が飲めないのが最大の難点だけれど、車で行けば富里は本当に近い。
 
「予約してないんですが３人でー……」
と息子が先行してお店にひょこりと顔を出したら、シェフの小嶋さんにどえらく驚かれた。
予約もしないで伺ったのとか、青山時代を含めても初めてかもしれなくて、次は当日でも一報入れてから来ますねと笑い合って。。
 
そして、「せっかくだからメインディッシュもいただきたい」と、2900円のメインディッシュつきコースをいただいてきた。
 
本日の前菜、シェフお勧めパスタ、本日のメインディッシュ、デザート
更にセルフサービスのソフトドリンクと食べ放題ミネストローネもついて2900円と、とってもお値打ち。
 
それゆえ昔のような「高級食材、稀少食材を云々」ではなく、「郊外の気楽に行けるトラットリア」な雰囲気にはなったけれど、それでも料理の美味しさは相変わらずで。
 
完璧な火入れのローストチキンや彩り豊かな前菜などを美味しくいただいてきた。
 
もちもち食感のフォカッチャとオリーブ油とデュカ、そして多種類が盛り合わせられた前菜皿。
 
お肉のパテやピクルス、ハム、フリッタータがなどが盛り合わせてあって。（ふられたパプリカパウダーはもちょっと少ない方が上品な気も……？）
 
右側のお肉のパテが懐かしいような味で、「ああ小嶋さんの料理だなあ」と思ったのだった。
 
最初は旬の牡蠣のパスタを出してくれようとしてくださったのだけれど、息子があんまり牡蠣は得意じゃないということで、出してくださった自家製サルシッチャのパスタ。
 
オイルベースでキャベツもたっぷり、このキャベツはミネストローネにもたんまり入っていて、甘さが濃厚なものだった。エリンギなども入っていて。
 
そして、「クリスマスですから」とメインディッシュはローストチキン。カレー粉が少量まぶされていて、ほんのりエスニック。
 
じゃがいものクリーム煮と自家栽培の葉野菜のサラダ（とても可愛いラディッシュみたいなのも入ってた）が添えられ、どこで買ってくるより新鮮な野菜が幸せ。
皮がパリパリカリカリなチキンの焼き上がりも、素敵な食感だった。
 
そしてドルチェは、大好きなル・レクチエのコンポート。
 
バニラジェラートの上にコンポートを乗せ、ザバイオーネソースとキャラメルをかけて。
 
なんだか大人色のクリスマスみたいな、素敵で美味しいドルチェだった。
 
最後にはちらっと、「自家製リモンチェロなんです」とグラスに一杯、私と息子はレモンのお酒もいただいて、期せずしてクリスマス期間に楽しめてしまった嬉しい御飯。

姫きゅうり w/マヨネーズ
ポテトサラダ（スーパー惣菜）
白子ねぎぽん
刺身盛り（本まぐろ・ぶり・鯛・鰯・イカ）
のどぐろの一夜干し炙り
べったら漬け
のどぐろ茶漬け
日本酒（山形 楯の川酒造 楯野川 純米大吟醸 三十三 出羽燦々）

明日明後日の夕飯は洋風確定なので、夕飯はさらっと和風にしますか？と、帰宅してから地元の角上魚類でお買い物。
野菜も色々安くて、明日明後日の食材はこれで概ね整った。
 
今日の夕飯は、刺身盛りと白子のねぎぽん、だんなが金沢で買ってきてくれた冷凍ののどぐろの一夜干し。可愛い姫きゅうりやべったら漬け、ポテサラなんかも買ってきた。
 
刺身も安定の美味しさだったけれど、夕飯の目玉はなんと言っても「のどぐろ」。
「白身のトロ」とも言われるのもご尤もという脂の乗り具合で、ほろほろと崩れるような身は、なのにどこか上品な味。
 
「やべえ、金沢で食べた炙りのどぐろの寿司よりこっちの方が美味しいかも」
と言い出すくらいの美味しさで、おとっときの楯野川の純米大吟醸も品の良い口当たりでお似合いだった。クリスマス前々夜にして今日は一日大御馳走。