2015年3月14日土曜日

麺、そして麺

※今日の写真はクリックすると大きくなります※
チーズトースト
ベーコンエッグ
自家製ヨーグルト w/ココナッツパインジャム
カフェオレ
息子、今日は登校日だそうで、いつもよりちょい遅い時間ながら
「出かけるんでしょー!?ほら、さっさと起きるー!」
と私に起こされながらの土曜日の朝。私だってゆっくり寝ていたいのにー……と思いつつ、息子の起床とは関係なく朝7時にがっちり目が覚めている私。
 
朝食は、買い置きの食パンをチーズトーストに、ベーコンエッグとヨーグルトとカフェオレで。そういえば最近、ソーセージに御無沙汰気味。「美味しいソーセージを買って来る」よりも「美味しいベーコンを作る」方が安くてお手軽」と知ってしまったから、もっぱら最近はベーコン使用、なんだけど、美味しいソーセージもちょっと恋しい気分。稲毛の駅ビルのお店まで買いに行こうかしら。
津田沼 「九州らーめん 南木商店」にて
 とんこつ味玉入らあめん \780
だんなと2人、「お昼はラーメン食べに行きましょうか」ということに。
 
今の住まい、津田沼はかなりラーメン屋が多いエリア。大勝軒系のつけ麺メインの店が多い印象もあるけれど、他にもいろいろ。九州ラーメン好きの私が特に気になっていたのが、「九州らーめん 南木商店」というお店だった。ここに行ってみない?と、自転車こぎこぎ。
 
この店の、おそらく一番基本のラーメンが「とんこつらあめん」で730円。味玉入れると780円。
 
でもお得なメニューは「お昼の定食」で、ラーメン+50円で御飯ものがつけられる、というもの。御飯ものは5種類で、肉めし(炒めたチャーシュー乗せて、葱と甘辛いたれかけ、一番人気ですって)、じゃこ高菜めし、明太子めし、TKG、白めし。
 
定食いいなーと思いつつ、卵スキーな私は、鉄板の味玉入りにしておいた。肉めしの定食にしていただんなから、御飯はちょっと分けてもらった。分量もほどよくて、肉めし、確かに美味しかった。次回は私もこれでいこうかな。
 
やってきたラーメンは、かなり好みな方向の濃厚さ&上品さだった。麺は「ちぢれ麺」か「細麺」かを選べて、ゆで加減も指定できる。私は「細麺・かため」で。シュッとまっすぐな麺は「そうそうこれこれ」な感じだったし、ゆで加減もばっちり。バラ肉のチャーシューと細切れチャーシュー、焼き海苔、刻み葱、味玉、そしてきくらげが乗っていた。高菜と紅生姜、ピリ辛もやし、おろしにんにく、辛味噌(でいいのかな?真っ赤な豆板醤的なたれ)は卓上に置かれていて、実質入れ放題。
 
お店はなかなかの混雑ぶりで、L字型のカウンター席+4人がけテーブル2つは満席状態。でも回転も良くてすぐ座れたし、あまり店内が窮屈という感じもなくて、居心地良く美味しくいただけた。
 
この方向のラーメン屋さん、前の住まいの近所にはなかったから、嬉しいなー。とんこつラーメン、大好きなんです。
自家製ささみの燻製・チーズの燻製
色々野菜のサラダ
ミートソーススパゲティ
ビール(サントリー クラフトマンズビア 緋色の芳醇)
なんだか昼夜共に麺類になってしまったけれど、夕飯はミートソーススパゲティ。
 
先日、『「ラ・ベットラ」落合務のパーフェクトレシピ』(落合務 講談社 2014.10)のレシピで作ったクリームソーススパゲティがたいそう美味しくできたので、今度はミートソースを作ってみよう!ということになったのだった。
 
我が家では、なぜかミートソース作りはだんなの役目。「その料理をより愛する人がその料理を作るべし」という暗黙のお約束的な感じで、ミートソースとか炒め系のスパゲティ、炒飯などはもっぱらだんなが調理担当になっている。でも今回は、いつものだんなのレシピと違うし~……と、私が作ってみることに。
 
玉ねぎ、人参、セロリを炒めて「ソフリット」を作り、ひき肉はあまりいじくらずにじっくりと「焼いて」(炒めるのではなく、焼く)、赤ワインを注いだらしっかり飛ばして、水煮缶トマトを加えて煮込んでいく。
 
ちょっと手抜きして、野菜の刻みをミキサーにまかせて「すりおろし状」にしてしまったり、本当は裏ごしした水煮缶トマトを使うところ、「カットされてるしこれでいいんじゃ?」とカットトマトの缶詰を裏ごさずにそのまま使ったりして、そこをもっとちゃんとしたら、更に更に美味しくなったかな、と。
 
気合い入れてミートソース、作りました~。 出来上がったソースは、茹でた麺と和えて、バターとおろしたパルミジャーノ・レッジャーノも加え和えてから食卓に。
 
仕上げに更にパルミジャーノかけて、パセリふったら、できあがり。
 
やっぱりトマト、裏ごしは面倒でも、ミキサーにくらいかければ良かったなぁと反省しつつ、でも、すごくすごく美味しいミートソースができた。
 
本によると、
 
ミートソースは「細かい肉」の煮込み料理です。ソースが完成したときに、ひき肉がカスみたいになっていちゃダメなの。ひき肉を肉としておいしく仕上げたいんです。
 
だそう。
 
これまで、「ちゃんとしっかり炒める」ことはよくよく念頭に置いていたけれど、その観点は無かったなぁ……と、かなり目から鱗だった。ほぐさないことで肉の塊が出来ても気にしない方向で、「肉を美味しく食べる」ためのミートソース。
 
よくよく他のミートソースレシピを見返してみたら、中には「ひき肉を軽く練り、休ませた後で塊の状態の肉を強めの中火で焼きつける。両面にしっかり焼き色をつけたらゴムベラで大きくほぐし……」などという記述が出てきていたりもして、多分そういうレシピも目指すところは同じだったのだろう。これまで理屈をちゃんと納得できていなかったということなんだなと、自覚した。
 
レタスや玉ねぎ、ピーマン人参、と、手持ちの野菜をあれこれ合わせたサラダと、自家製燻製もテーブルに出して、ビールは限定品の「クラフトマンズ ビア 緋色の芳醇」。イオンで見つけて買ってきたところ、ちょうど発売開始されたところだったみたい。
 
濃いめの色合いのビールは、こっくり味でなかなか良い感じ。色々美味しい夕御飯だった。